春風亭一之輔がラジオで変だ

春風亭一之輔師のラジオは、金曜日のニッポン放送「あなたとハッピー」、それから日曜早朝のJFN「Sunday Flickers」。
Sunday Flickers(サンフリ)は、スタジオは東京FMだが、東京ではオンエアされていないので、radikoプレミアムで好きな時間に聴いている。
「あなたとハッピー」はすごく楽しい。新コーナー「オバチャンマン」がすばらしい。こちらはいい。
サンフリが問題。
先日もちょっと志らく絡みで書いたのだが、現在、アシスタントのフリーアナとの関係が非常によくないようだ。
一之輔師も困っているようだが、それをどう克服するかのアイディアがないようだ。結局、従来のやりとりをエスカレートさせていくしかない。
今回の放送、なんと最後に「決闘しよう」だって。
もちろん、この師匠ならではであって、終始ギャグの装いである。口の悪いキャラという。
だが、リスナーには二人の関係性の今の悪さ、しっかり伝わってしまっているではないですか。
毎週聴いているからわかるのだが、一之輔師が相方の無知ぶりをやたらあげつらうようになってからのことではないだろうか。
無知といっても、プロレスや野球、芸能界の端っこのタレントを知らない程度である。女性はだいたいそんな領域は知らない。
毎週毎週、ものを知らないと罵倒(もちろんギャグとしての装いはある)されていたら、だんだん言葉が蓄積されてきて、身心を犯すのだ。最後涙声に聴こえたのは気のせいか。
このフリーアナ、別に初めて担当したわけではなくて、三代目アシスタントであった歴史がある。その頃は聴いていなかったので比較はできないが。
なのにこのギクシャクぶり、どうしたことか。
古典落語の天才、春風亭一之輔にしてから、言葉を操るのは難しいものだ。
口の悪さと下ネタはリスナーには痛快だが、受け止めるアシスタントのほうは、いったんそこになんらかのズレを感じると、もう受け止めきれないのではないだろうか。

放送で2週続けて、番組が10月以降続くのかどうかわからないようなことを言っていたが、このようなズレたオンエアが続くなら、終わってしまっても仕方ない気がします。

この点、ニッポン放送のアナウンス室長でもあるベテラン、増山さやかアナは素晴らしい。
いったんすべてを受け止めておいてから、やんわり返したり、受け流したりする見事なテクニック。

心配な一之輔師の話はこれでおしまい。
さて尺が足りないので、残りは全然関係ない私個人の話。

このブログ、19~21日と急にブレイクしたのです。いつも80件程度のアクセスが、200を超えた。
だけどアクセスが集中したのが、すでに他の記事より突出気味であった、世の中の落語を探す(飲食店編)という記事。(※ 削除済み)

ここで取り上げた飲食店の元オーナーが、隣の町で新たに店を開いたというので、私の記事がまとめサイトとして使われたのだ。
まちBBSに張り付けられて。まちBBS、そんなに読者がいるなんて知らなかったよ。
当ブログ、Yahoo時代に時として「ハンバーグができるまで」や「ぺたりこん」がブレイクしたことはある。
それをきっかけに、他の記事を読んでくださった人はきっと多いはずである。落語の好きな人たちに違いないので。
だが今回のお客さんは、落語とは何の関係もない。
関係ない人なので、この記事のアクセスだけが増えた。ブログ全体にはなんの影響もなし。
一応、「世の中の落語を探す」シリーズという、落語とあまり関係なさそうな記事もいくつかあるのだけど、そちらにもアクセスはない。
こんなのは、別に嬉しくもないですね。

ようやく、祭りは終わったようです。

作成者: でっち定吉

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