今日は遅い更新ですみません。
鈴本の配信を視ながらコソコソ執筆します。
今から落語会に出かけるので、明日からはちゃんと毎日載せていきますよ。
昨日取り上げた雲水だが、さっそく河井案里の容貌をいじっている。まあ、こんなもんじゃない。まだまだやらかす。
さて東京かわら版はなにも、嫌いな噺家の、仕事のなさを見て楽しむための雑誌ではない。
もちろん、落語会の情報を得るのが最大の目的。
そろそろ、貧乏人に優しい無料の落語会も徐々に復活している。ひらい円蔵亭とか。
7月18日に、白金寄席というものを見つけた。
わずか千円で、入船亭扇辰師の会である。私イチ押しの二ツ目、春風亭朝枝さんも顔付けされて、楽しそう。
3月28日にあった会が順延になったらしい。
早速メールで問い合わせたが、返信をいただき、中止にしましたと。
会場側から、規定の半数、25名にするようにと言われたのだそうだ。
確かに扇辰師で25名はキツい。
しばらくは、こんな中止もありそうだ。
落語会も再開していくが、「チケットが取れない」と言われる人にとってはしばらく苦難の時期が続くだろうか。
二ツ目にとってはそれほど影響なさそうだけど。
「客を入れた配信」というのがある種のスタンダードになるのかもしれない。
これなら、笑いも入るし。
神田連雀亭も、7月から再開だが定員は半分の19人。
現在、連雀亭をいっぱいにする人はいないとは思う。7月の顔付けだと唯一、浪曲の玉川太福さんが危ないかもな。
公式に写真がアップされていて、高座と客席との感にアクリル板を設置する工事が済んだそうで。
この高座で「動物園」をやったら、まさに見せ物。演者の自己ツッコミが入るに違いない。
というか、しばらく早い者勝ちで掛かりそうな気がする。
鈴本の配信。
入船亭扇遊師の「一目上がり」。
この噺が寄席で出たとする。
ネタ帳ドレミファドンに余念のない客が、「道灌」ってメモ帳に書いて、あとであわてて消している姿が目に浮かぶ。
でも扇遊師、ちゃんと「出世」についてのマクラを振っていた。だからマクラから、ご隠居と八っつぁんが出た段階で実はネタは予想できる。
野暮なので、わかってもわからなくてもあんまりメモ書かないほうがいいですがね。
三遊亭歌奴師の「好きと怖い」。
饅頭こわいの一部だが、東京ではやる人他にいるのかね。
上方落語によく登場する(例:看板のピン)おやっさんが、怖い体験を語る部分だが、東京でもなんら不自然ではない。
もともと饅頭こわい、前半の好き嫌いを言い合う場面、無名の若い者たちが無駄話をしているのが、とても東京落語っぽいのだ。
古今亭文菊師の七段目には、「助六由縁江戸桜」の一節が入る。
上手いよなあ。
あと最近この人、鼻濁音をすごく強調したしゃべり方をするようになった気がする。似合えばいいのでしょう。
配信で、やたらと七段目聴く気がする。
ネットサーフィンしていた家内に聞いたが、春風亭昇々さんが結婚だって。
真打になるのを機にだそうな。
NHK新人落語大賞で優勝していれば、もっと早かったのだろうか。
ところで、私が勝手に予想している春風亭柳昇襲名はないかしら。
今日はまとまりのない記事ですが、このぐらいで。