亀戸梅屋敷寄席24 その1(三遊亭好楽「抜け雀」上)

前日に巣鴨の巣ごもり寄席に行って楽しんできた。 物足りない内容ではなかったのだけど、落語スイッチが入ってしまった。 二日続けて出かけることにする。行き先は亀戸梅屋敷。 9日木曜日の主任は、三遊亭好楽師。 この大好きな師匠… 続きを読む 亀戸梅屋敷寄席24 その1(三遊亭好楽「抜け雀」上)

スタジオフォー巣ごもり寄席3(下・入船亭小辰「あくび指南」)

こはくさんは身分制度についてのマクラ。 将軍に献上する芋の行列に頭を下げる小噺。 それから、試し斬りの小噺。「誰だ毎晩叩きに来やがるのは」。 これはひょっとして、本編は珍しい「首提灯」ではないのだろうかと。 落語研究会で… 続きを読む スタジオフォー巣ごもり寄席3(下・入船亭小辰「あくび指南」)

スタジオフォー巣ごもり寄席3(上・柳家小もん「湯屋番」)

12月は初めて出かけます。行先は巣鴨。 スタジオフォー巣ごもり寄席は、落語協会3人。 なかなかいいメンバー。小辰さんも自虐で述べていたように、地味ではあるが。 そのトリ、入船亭小辰さんは、来秋に真打昇進が決定。 湯屋番 … 続きを読む スタジオフォー巣ごもり寄席3(上・柳家小もん「湯屋番」)

落語界のトラブル「Z落語」vs.「Z寄席」

今日は現場に行っての「撮って出し」にさせてもらうつもりだったのですが、ネタができたので書きます。 博報堂「Z寄席」が「Z落語」に似ている? 落語家グループが不信感…広報「一般的なテーマと認識」 ヘンなニュース… 続きを読む 落語界のトラブル「Z落語」vs.「Z寄席」

鈴本演芸場7 その6(柳家さん花「浮世床」)

仲入り休憩後、クイツキの小菊姐さんの後は、新真打の柳家さん花師。旧名小んぶ。 先日披露目を終えたばかりで、もうこんな深いところに顔付けされている。期待の新真打。 私は巡りあわせが悪く、二ツ目の末期になってから初めて遭遇し… 続きを読む 鈴本演芸場7 その6(柳家さん花「浮世床」)

鈴本演芸場7 その5(柳家さん喬「長短」)

続いての三遊亭白鳥師は、完全にマクラから練り上げ、できあがったアジアそば。 まあ、寄席では鉄板なんでしょう。昨年も聴いたので、別のが聴きたかったが。 「昔と違って、新作落語も古典と同じように楽しんでもらえるようになりまし… 続きを読む 鈴本演芸場7 その5(柳家さん喬「長短」)

鈴本演芸場7 その4(柳家喬之助「締め込み」)

今日の高座返しは見たことのない人。さん喬師の末弟、小きちさんらしい。 開演前、仲入り時のアナウンスもしていたが、実に声がいい。期待大。 翁家社中の太神楽。 先日浅草で、テンプレートを一新した楽しい高座に出くわした。 今日… 続きを読む 鈴本演芸場7 その4(柳家喬之助「締め込み」)

鈴本演芸場7 その3(柳家やなぎ「牛ほめ」)

鈴本の冒頭に戻ります。 今日の鈴本は、「落語の基礎」に充ちていたように思う。 基礎とは、初心者の要素ということではない。何度でも帰ってくるべきもの。 私の愛する池袋演芸場(落語協会の席)には、ちょっと基礎が足りないかもし… 続きを読む 鈴本演芸場7 その3(柳家やなぎ「牛ほめ」)

鈴本演芸場7 その2(柳家喬太郎「文七元結」下)

(上)に戻る 喬太郎師の人情噺というもの、古典も新作も、おおむね人の激情がほとばしっているのが特色。 私はそこから進んで、「ほとばしり」こそ人情噺の肝ではないかと思うまでに至った。 しかしほとばしる喬太郎師も、文七元結に… 続きを読む 鈴本演芸場7 その2(柳家喬太郎「文七元結」下)