小ネタ3連発です。遅い更新ですみません。
昨日の記事はいったいなんだと思われたかもしれませんが、事実を元にしたフィクションです。
当ブログに寄せられるコメントまで逐一読んでるマニアな人でないとわからないでしょう。別にそこまでしなくていいですけど。
つい1週間前から、メンヘラコメントが集中して寄せられるようになりました。
ジェイムズ・ジョイスたちが文学で用いた「意識の流れ」手法を模したかのような、改行なし、脳内ダダ洩れ、話題の跳躍∞の意見表明です。
ああ、これはウザいなと。
こちらは最初から距離を置いて接していたのですが、それでも相手をしてもらって嬉しかったようで。
勝手に私を「定吉先生」と呼んで質問攻めにしてくるのでした。
桃月庵白酒師の着物のことなんか訊かれたって知らねーよ。
勘違いを指摘しても全然伝わらないので私もついに我慢の限界。コメント全削除のうえ出禁にしました。
これからもどんどん質問していきますなんて一方的に予告してるんだもの。どこかで一線引かないと。
これは相当にヤバい、かなり特殊な例なので、今からコメント付けようか悩んでいる人は心配しないでください。
SNSにも、現実世界と同じ礼儀が必要という、ただそれだけの話である。相手の状況もわきまえず一気に距離を詰めることはできない。
ただかつても、悪気がないコメントに私が怒るときは確かにあった。
入船亭扇辰師の「甲府い」だったと思うが、「小辰さんのほうが好きです。扇辰師匠は上手すぎて」みたいなコメントが付いた。
これには激怒した。
人が褒めた内容に、気軽にケチを付けているということがわかっていないのだ。コメントはもう消したから残っていない。
当たり前だが、人の庭にどっかとしゃがみ込むような態度は最も無礼である。
昨日、ニセ丁稚が喋っている「掲示板占拠」も実際あった。市馬師のところとか。
身震いするほど不快であったのは事実なのだが、ただ、こんな災難も楽しもうと思っている。
落語を聴いているおかげで、最近の私は船徳の船客のごとく、災難を楽しめるようになってきた。
最近の例は、こちら。
寿司屋の酔っぱらいを落語として楽しむ
ちょっと前に「おじさん構文」が話題になったが、「メンヘラ構文」を身に着けたかもしれない。
何かの役に立つかも。
一般のニュース。
さんまの〝元相方〟が詐欺逮捕! 島田洋七が証言「一緒に形態模写漫才をやっていた」(東スポ)
詐欺で逮捕されたのが元噺家だったという、ただそれだけのニュース。
さんちゃんはいい面の皮。
Wikipediaにも、「五所の家小禄」でこの人の項が立てられている。
Wikiに項目の立つ価値がある人かどうか、少々疑問だ。
それはそうとちょっと面白いのが、死亡したとされていたということ。
実際、これが逮捕前の最後のバージョン。説としてではあるが、死亡したと書かれている。
これはアレですか。八っつぁんが「掛け取り」で死んだふりをしたやつですかね。
八っつぁんは翌日息を吹き返し、大家に年始詣りに出かけるのだが、10年以上死んでいたとは長いなあ。
ニュース記事では、東海地方に引っ込んで明石家から五所の家に亭号を変えたとあるが、Wikiによると吉本を辞める前からすでにこの亭号だったようだ。
亭号を替えるというのは、襲名でなければ破門の可能性が高い。
東京の場合は、二ツ目が破門されると新しい師匠が決まらない限り再起不能。だが上方の場合、年季を終えていれば(3年程度)、破門されても噺家ではいられる。
これは、いい悪いの話ではありません。
しかし廃業後自己破産し、飲食店を営んだうえで、なぜか佐藤ゆかり後援会に参加したりしている。
うさん臭いにもほどがある。
佐藤ゆかりの名も久々に聴いたな。同じ穴のムジナってことか。
五所の家小禄は、Wikipediaの「落語家」の、「団体から独立してプロ活動を続ける者」にも名前がない。
生きていても、元落語家。
若い頃から年金も納めていないのだろう、きっと。
返済できないだろうから、実刑でしょうか。
(2022/11/2追記)
その後どうなったかなと思ったら、懲役2年の実刑判決でした(10月23日のニュース)。
控訴してないようだから、もう収監されてるだろう。
最後の話題。
落語家・柳家喬太郎が「ウルトラマン落語」を創作するに至った理由とは?(Pen)
短い記事で内容は薄いけども、ひとつ面白い喬太郎師の発言。
「題材はウルトラマンであれ落語。普段の高座でも演ります。元ネタを知っていればより楽しめるけど、知らないお客様にも笑っていただくのが私らの仕事」
そうなのだ。題材はなんでも一緒。
鉄道でも、秋葉原でも、落語界でも。そして相撲でも。
マイナーな素材であっても、やりかた次第なのだ。
鉄道落語なんてしっかり市民権を得ているけど、ガチのテツは半分ぐらいみたい。あとの半分が落語好き。
鉄道にまったく興味のない人も聴きにいくのであるから面白い。
私はかつて喬太郎師の「ウルトラ仲蔵」を聴きました。
一緒に行った家内なんて、中村仲蔵自体知らないのに、楽しんでいました。
明日は現場記事になりそうです。
夕方の更新をお楽しみに。