落語の検索はでっち定吉が全部引き受けよう

恒例、1月3日のNHKの寄席中継があった(初笑い東西寄席)。
毎年いろいろ書いてるのだけど、そろそろ飽きてきた。
年を問わず書くことだいたい一緒なので。

  • 爆笑問題はもういい
  • 松竹芸能は落語を出して欲しい

現実には爆笑問題は今後も出続けるだろう。おまけに今年は伯山までスタジオに出て延々悪態ついてるし。
文句言っても始まらない。それはそうと。
今年はこの番組からの、当ブログへの検索訪問がいっぱいありましたよ。
次の2記事。

  • 柳家喬太郎「擬宝珠」・・・368
  • 立川吉笑「ぷるぷる」・・・74

昨日の最新記事(三遊亭楽㐂の廃業)が258。
これも相当多いのだが、喬太郎師を求める検索はそれよりさらに多いのだった。
YouTubeからの流入も増えたものの、改めてテレビはすごい。
擬宝珠の記事は、NHK演芸図鑑を観て書いたのだった。なんとヤフーブログ時代の2016年の記事。
古い記事がいまだにヒットするとはありがたい。

視聴者によほどインパクトがあったのかな。「崇徳院」の世界を借りた、金物舐めの楽しい噺。
「ぷるぷる」と同様、古典落語の世界を借りた新作みたいなもんだ。
喬太郎師の復刻落語としては、「綿医者」「仏馬」「茶代」などと並ぶ傑作。

これだけヒットしたのは、言うまでもなくすでに検索上位に私の記事があったためである。
その後も日本の話芸に同演目が登場した際など、この記事には何度か日が当たった。
たまに虫干しされていたので、今まで活力があったのだ。
今回のヒットでまた、しばらく命脈を保ちそうだ。

柳家喬太郎師の演目、多くが当ブログでヒットするのだが、中には一度栄光を味わい、凋落したキーワードもある。
かつてヤフーブログ時代に「ハンバーグができるまで」がヒットしたことがある。
浅草お茶の間寄席の高座を書いていたら、日本の話芸に出たときに掛かったのだ。
しかしその後同作品が舞台化されて世間が再注目した際、どんどん情報が押し出され、今では引っ掛からなくなってしまった。
まあ、そんなこともある。
この時期を乗り切っていれば、今でも上位だったろう。

おかげさまでブログが売れてくると、いろんなものが検索に掛かるようになる。
先日のM-1グランプリの記事は例年と同様そこそこ好評だった。
だが、上中下の「下」のみちょっとアクセスが多い。
なんだろなと思ったら、「晴天なのに傘」の検索でやってきてる人が結構いるのだった。
こんなもの、狙ってすらいないのだけど、アクセス母数が多いと思わぬところで反響がある。

7代目圓楽に関する予想記事も毎日検索訪問が多い。
しかし、ひとつ外れたな。円楽師の二ツ目以下の弟子を、王楽師が引き取ったらまさに襲名のサインと思ったのだ。
蓋を開けてみたら、末弟の前座・楽太さんを除いて小円楽師のところへ行った。
小円楽というのは次の圓楽になれる名前なのかと思うかもしれないが、そんなことはない。
ちなみに楽太さんは、萬橘師のところ。
二ツ目昇進の際は「楽太郎」になるかと想像していたが、どうだろう。「萬」が付くだろうか。
いずれにしても、新しい師匠と新しいエピソードがまた作られていく。

検索のヒットは、9割はたまたま。特に狙っているわけではない。
1割程度は、読者の潜在的要望に応えた結果である。もっとも、日々のネタ作りを重要視しているのであり、露骨な検索ヒットまで狙ってはいない。
師弟関係のトラブル関係については、真っ先に引っ掛かるようになったが。

今年はブログをさらにでかくするため、検索狙いの記事も書いてみようか。
私はもともとライターなので、こういう技能、常に頭の隅にはあるのである(SEO対策)。
以前のSEOは、小手先のテクニックでなんとかするものだった。
だが最近は、「いい記事」を書けばAIが上位表示してくれるようになっている。
すなわち、検索でヒットする記事はAIの認めたいい記事ということ。これが現代の大前提。
「こんな記事が『いい』だと?」と異論を挟むのは自由だが、苦情は私宛ではなくGoogleとAIに言ってください。

たまにコメント欄で悪態をついてくる輩がいる。
つい最近もあったばかり。もちろん承認はしないが、たまにこうやって利用させてもらう。

§

検索の邪魔を許さない者
****gmail.com
*33.*06.*83.*54

ちなみにあなたあらゆる落語家に嫌われてますわ
まくらからメモしてるわ部外者のくせに内部通気取りしてるわで
まあいろいろ

§

こういう輩も現実世界では、この正月に孫が訪ねてきたりして、はいお年玉ですよーなんて相好を崩している爺さんだったりするのだろうか。
でっち定吉の記事が世に蔓延していて悔しい爺さんが、「俺もやってやる」とamebaブログを始めたところで残念ながらどうにもならない。
あらゆるレベルにおいてAIから評価を得られないためである。

こんなの鬱陶しい限り。
なので決意した。
落語ブログ界で有無を言わせぬ絶対王座に君臨してやろう。
今後、落語関係のどんなワードで検索しても当ブログに行き着くようにしてやる。これが2023年の目標。
世間でどんな検索ワードが調べられているか、そのリサーチは全く難しいことではない。
今後、そこにピタッと嵌まる記事を書いていく。
一例を挙げると、「落語協会 落語芸術協会 違い」なんてキーワード。
開き直ったでっち定吉に乞うご期待。

 
 

投稿日:
カテゴリー: 日記

作成者: でっち定吉

落語好きのライターです。 ご連絡の際は、ツイッターからメッセージをお願いいたします。 https://twitter.com/detchi_sada 落語関係の仕事もお受けします。