今日はNHK新人落語大賞。
観覧には応募したが、外れた。
ちなみに大井町の東京落語会も外れた。
昨年小平の東京落語会行ったが、あれで当選ハードル上がったのかな。
夕方は生放送観る。
最近の充実ぶりを見て春風亭一花さん本命。それから昨年の決勝で最上位に推した桂三実さん。
その前に出かけます。
私は無料落語愛好者だが、最近ご無沙汰気味だ。
毎年行ってた昭和大学名人会も今年はスルーしてしまった。
しかし、図書館の会で無料だと、妙にそそられる。コロナが終わったらまた増えた。
葛西図書館で、春風亭柳枝師。
ちなみにNHKが当たってたら、時間的にキャンセルしなきゃいけないとこだった。
その前にひとつくっつける。
神田連雀亭ワンコイン寄席が、芸術協会3人のいいメンバー。
希光・笹丸・喜太郎。
全員代演(正確には、交替)。
連雀亭がハネてから、図書館の会が始まるまでにアップできるかな?
なお、明日は新人落語大賞の記事になります。というか午前0時にアップするかも。
落語協会訪問記 | 希光 |
盗まれたアレ | 笹丸 |
ロマンスの神様 | 喜太郎 |
笑福亭希光さんは、昨年私が最も笑った高座を掛けた人。一番よかった、ではないけど、笑わせるのも立派なものだ
今日の新人落語大賞には出られていないが、このたび「北とぴあ」を受賞した。おめでとうございます。
弟弟子の茶光さんが先に売れてる感があった。茶光さんももちろん面白いが、この兄弟子ももっと売れてしかるべき人。
ホワイトボードの演題は、今年聴いた「SDGs限夢」とあったのだが、これは4分ぐらい。
ほぼ爆笑漫談でした。
前説なしで、いきなりトップバッターの希光さんがメクリをもって現れ、着座する。
いつもなら諸注意を2番目の人がするんです。
笹丸さんなんですけど、ちょっと出られないということで。
まあ、理由は本人が言うでしょう。私が言うまでもありません。今、彼を壁に追い詰めています。
こんなのもパワハラって言われそうですが。
ぼくが出てきたとき、変な感じでしたでしょ。
ご常連の皆様だと思うのに、拍手がパラパラで。
でも、私に対して拍手がなかったわけじゃないですよね。
戸惑ったんですよね。
今日の楽屋は緩いですよ。全員芸協で。それも、香盤のごく近い人ばかりです。
神田連雀亭のよさがまるでないですね。芸協の深夜寄席でも行けってメンバーですよ。
笹丸さんは8か月ぐらい後輩で、喜太郎アニさんは1年くらい先輩です。
楽屋でもう、情報交換もないんです。みんな知ってますから。
だから話題を探して、いま家賃いくらなんて話をしまして。
こないだ落語協会行ったんですよ。
今度昇進の古今亭伝輔師匠は、古い知り合いなんです。私の入門前からの。
私が入門前なにしてたかはどこかで言いますが。
今はもちろん同業者で、向こうは先輩です。そのけじめはありますけど、昔の仲間が真打になった、おめでとうという感覚ですよ。
希光さんはもともと吉本の芸人である。その説明は入らなかったが。
その時代に、旧名始さんと知り合ったらしい。
落語協会の事務局にでも行ったのかと思ったら、披露目のこと。
パワハラから思い出したんですよ、落語協会の話。
叱られそうですけど。
今日、落語協会のファンいないですよね。
行ったら馬雀アニさんがいらしたんですね。
ぼくはたまたま行った日なのでいても驚きはしませんでした。
でも、なんでもずっと顔出してなくて、この日意を決して来られたんだそうで。
だから打ち上げの席では、「伝輔おめでとう、馬雀おかえり」みたいな歓迎ムードでした。
ふだんお酒は飲まないそうです。でもこの日はベロンベロンで。
隅のほうで馬雀さんは寝てました。
その後ボウリング行ったんですけど、帰りは誰にも挨拶しないで帰っちゃいまして。
だからあいつはなあとか言って、みんなで電話掛けてました。応答はありません。
これはこれで、パワハラになりかねないなと。
私は手伝いに行ったので、披露目の3点セットをいただいてます。
口上書きは、いろいろな方に書いていただくパターンと、師匠に全部書いてもらうパターンとがあります。
伝輔師匠のものは師匠だけの口上書きでした。
肉筆書きで立派なものですよ。
伝輔師匠の前座時代のしくじりが書かれていました。
弟子に掃除させてたら、掃除機の音が変だ。掃除を本当にしている音じゃない。
見に行ったら、掃除機はつけっぱなし。
前日飲みすぎたのだろう、赤い顔していびきをかいていたので、蹴った。
飛び起きて、「師匠。おはようございます」。
寝ぼけていたので、もう一度蹴った。
冒頭の一部だけですけど、そうありました。
以下は私の感想。
馬雀さんはなかなかしんどそうだが、少なくとも「何しに来やがった」ではないようだ。
ご自身の披露目も控えてるから、しくじったわけではないにせよいろいろ取り返さないといけないのだろう。
志ん輔師については、希光さんの感想は語られていないが、「ただの時代錯誤」ということでしょう。
昔の話であり、弟子が現にしくじっているのだから、「今ではもちろんいけないが」と一言書いておけば笑い話で済むはず。
だがそもそも、「弟子を蹴ってはいけない」という前提がないのでしょう。
連雀亭で志ん輔師の話題が出るとは実にレア。
アップ間に合った。
続きます。
おじゃまします。
真打昇進の記者会見でも群を抜いて異常さを出していたようです。かわら版の記事でも、他の3名の師匠は真打昇進の弟子たちについてのエピソードや励ましを語っているのに、落語家のスタートは二つ目じゃないかと語っていました。会長は真打がスタートって挨拶した後に…。某師匠曰く、現場はリアルあかね噺のようだったと仰ってました。
NHK新人落語大賞の感想、楽しみにしています。
いらっしゃいませ。
確かに東京かわら版の記事からも、編集に困った感が漂ってきていました。
またなにかしら事件が起こりそうですね。
希光さんの漫談を同業者からの静かな告発と捉えるなら、こうして業界の裏側を世間に知らしめるのにも意味があるかもしれない、そんなこともちょっとだけ思います。