雪が降る。あなたは平井。
19日、朝からすごい雪だが出掛けます。日ごろから天気はさして気にしない。
梶原いろは亭は、「小もん・いちか」二人会。これに行きたい。予約すると1,000円だが、してない。
だがもうひとつある。ひらい圓蔵亭で円楽党の若手の会。
こちらは予約必須だが、当日料金はなくて1,000円。
コモディイイダのクーポンも出てるし、ちょうどいい。
萬次郎、兼太郎、好二郎、好志朗という、精鋭揃い。「ロウ」で集めたのかな。ロウの付く円楽党二ツ目、全員集合。
客が混乱しそう。私はもちろん大丈夫。
全員、最近の高座は実に充実している。
萬次郎さんは、前座(楽太)の最後に「バケた」と思った。二ツ目になってからは初めて。
平井のドトールで仕事してたら、昼には雪もやんだ。
駅前のマクドナルドで書いている。いい天気。
なんとつ離れ。なんと、って言ったら失礼だが、もともとそんなに入るところじゃないのだ。
それだけいいメンバーだということ。
磯の鮑 | 好二郎 |
お化け長屋 | 好志朗 |
(仲入り) | |
宗論 | 兼太郎 |
蒟蒻問答 | 萬次郎 |
三遊亭好二郎さんから。自分でメクリを代える。
雪の中ありがとうございます。
朝から雪で、私も来るのやめようかと思いましたけど。
雪も大変ですが私、花粉症で。この季節は大変です。
ようやく気付いたんですけど、薬を、1錠のところ2錠飲んでまして。それでこの1か月ボウっとしてたんだなと。
1錠にしてからはだいぶまともになりました。
ずうっとボウっとしてたので、最近花粉症でボウっとしてる人がわかるようになりましたよ、
トランプさんは花粉症ですね。あれだけ言うことがコロコロ変わるのは、花粉症です。
薬飲んでボウっとして、その後やめて正気になるので、矛盾したことを言うわけです。
プーチンもそうですね。
石破さんもきっと花粉症です。ボウっとして商品券配っちゃったんですよ。
ボウっとした男を与太郎につなげている。この巧みさは今気づいたけど。
私無事引っ越しました。入谷の中での引っ越しなんですけど。
千束から竜泉です。どっちにしても吉原の近所です。
今、べらぼうのおかげで大変な賑わいで。今までなかった数の人が来てます。
べらぼうはありがたいですね。落語やってても、吉原見たことなんてないわけですよ。わかりやすく見せてくれるんで、廓噺の参考になります。
主役の方のファンクラブまで吉原に来てるんですよ。名前が「流星群」っていうんです。
名前まで気取ってますね。いいですね。
私のファンクラブだったらジロリアンですかね。かっこよくないですね。
吉原はおカネだけの世界でもなかったようで。
花魁から何かもらったりしまして。前の客が忘れていった煙草入れとか。
事情も知らずに「儲かったな」なんて言ってるわけです。
儲かったはずはないですけどね。それまで散々貢いでいるわけで。
このエピソードをそのまま、実際に吉原で儲かった源兵衛さんに使う。
吉原帰りの源兵衛、道ばたで与太郎に出会う。あたしも吉原で儲かりたいなと言う与太郎をからかって、女郎買いの師匠のところに行けと手紙を書いてやる。
手紙には、与太郎をからかってやってくれとある。
磯の鮑だ。
最近よく掛かるようになったと思ったら、雷門小助六師が復刻したのだそうで。
テンポよく進んでいい気持ち。
惜しむらくは、いよいよスピードアップすると滑舌がやや怪しくなる。
本当にスピード上げないで、速く喋ってる錯覚だけ客に与えればいいのではなんて思った。具体的にどうやるのかは知らない。
与太郎が女郎買いの師匠のうちで籠城するためおひつ持参というくだりはない。
その代わり、笑ったクスグリが。
師匠のおかみさんは元・高尾太夫なんだと信じている与太郎は、おかみさんを指して「高尾太夫だ」。
かみさんが乗って、「そうでありんす」。
女郎買いの師匠なんていないし、アタシもそうじゃないよと断りつつも、与太郎に感心してレクチャーしてやる師匠。
この噺もまた、オウム返しの変形である。
吉原に出掛け、若い衆に対し「牛太郎だ」。おばさんに対して「やり手ババアだ」と傍若無人な与太さん。
二人とも、直接そう言われたのは初めてだって。
女郎を引っぱたく場面はなかった。直接的な暴力を避けたかったのだろう。
その代わり、自分を引っぱたく与太郎。女郎は変わりすぎた男に呆れまくり。
好二郎さんも充実一途。
神田連雀亭はやめたので、こうしてよそに機会を見つけなければならない。
地の語りのトボケ具合は、七代目円楽になった王楽師の影響が強そうに思った。
もともと生真面目そうなのも似ている。
トップバッターから見事です。
続きます。次の好志朗さんはマクラが面白かった。