落語協会謝楽祭に行かない日曜日

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昨年は日本一長い謝楽祭レビューを書いたのだが、今年は行かなかった。
台風接近が気になったというのもあるが、主たる理由は別。
5月に行った芸協らくごまつりがあまりにも楽しかったため。
別に、落語協会より芸協のほうがいいやということではないのだが、あの楽しい祭りからまだ4か月しか経っていない。なのでエンジンがどうしてもあったまらない。
それに芸協まつりと違い、謝楽祭の場合、催しものより落語が聴きたい。
昨年の謝楽祭では二席、二ツ目の落語を聴きとても満足した。
神田連雀亭その他で、いつも二ツ目の落語を聴いている私がとても満足したのだ。落語会があるのは行く理由にはなる。
でも、並ぶのがイヤで。

同じ日曜日に、別の場所で無料の落語会もある。こちらも検討した。
目黒のさんま祭りである。
目黒駅は、駅所在地が品川区、西口の権之助坂を下りていくとすぐに目黒区となっている、区境の街。さんま祭りは両側で別個に開催されている。
品川区側のさんま祭りが、謝楽祭と同じ日。

さんま祭りは、無料のさんまにありつくために何時間も人が並ぶという、よくわからないお祭り。
無料の落語会もある。毎年、「目黒のさんま」が掛かる。
もう20年近く前に行ったことがある。三遊亭吉窓師から「目黒のさんま」を聴いた。
だるま食堂が一緒に出ていたっけ。散々盛り上げた後で吉窓師が出てきて、実にやりにくいなんて言っていたのを思い出す。
無料の落語会は4部構成だが、第3部に古今亭駒治師が顔付けされているからここに行こうかと思う。
でも、演者4組で50分。今の私には不満が残り過ぎる気がして、やめた。並ぶ手間は謝楽祭と一緒だし。
駒治師は、目黒だと「鉄道戦国絵巻」だったのではないだろうか。まあ、過去3度聴いたこの噺を避ける気はない。
さんま祭りのネタを探してみるが情報はなくて、前日の駒治師の独演会(日本橋社会教育会館)のツイートがたくさん出てきた。
落語ファンはさんま祭りの落語会には行かないようだ。

いろいろ考えて、謝楽祭でもさんま祭りでもない、第三の場所に行くことを決意した。
先日初めて行った、江戸川区平井の「ひらい圓蔵亭」である。こちらも無料。
「光る若鮎の会」に今回出るのは、柳家あお馬さん。小せん師の弟子。
正直、ほとんど知らない二ツ目さん。
好きな師匠の弟子だからいいに決まっている? これはそうでもない。最近よく、好きな師匠の弟子に裏切られている。
あお馬さんは前座のときに、言い立てが毎回違う(!)「寿限無」を聴いたのが唯一の記憶。
でもまあ、聴いて損をするような落語じゃなかろうと思って家を出たのだが、その瞬間に雨がパラついてきたので、たちまち意欲を失いとんぼ返りした。
タダだって交通費は掛かるわけで。

台風一過、交通混乱の月曜日は、神田連雀亭ワンコイン寄席に浪曲の玉川太福さんが出ている。
日曜に出かけなかった以上、これに行きたかったのだが、電車が動かなければどうにもならぬ。

落語はいつも聴きたいけど、ブログのネタ探しのために出かける格好になるとイヤなのだ。
それにせっかく行っても、やや地味な噺家が出る寄席のレビューより、好き放題書いたもののほうがアクセスが多かったりして。まあ、読んでくださっているだけ嬉しいです。
出かけなかったけども、今日の日記を含めてネタはそこそこできました。

ちなみに2016年9月25日から、旧Yahoo!ブログにおいて毎日更新を続けている。
もうすぐ3年になる。
現在アップしている記事は、Yahooから持ってこなかったり、1回にまとめていたりして日付は歯抜けになっているので、連続3年!と威張ったところであまり意味もないけれど。
それにしても、そろそろ休んでもバチは当たらないのではないかと思っています。まあ、気楽に続けますか。

もうひとつちなみに。
ブログを引っ越してからの全記事中、アクセストップ独走記事が、「世の中の落語を探す(飲食店編)」。

えー、なんでこれが?
一体、どこにリンクが張り付けられているのでしょうか? 一切不明。
ここから他の記事に入ってもらえればウェルカムですが。

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作成者: でっち定吉

落語好きのライターです。 ご連絡の際は、ツイッターからメッセージをお願いいたします。 https://twitter.com/detchi_sada 落語関係の仕事もお受けします。