柳家喬太郎のマクラの秘訣(上)

ついに本日より、平日の寄席も中止の憂き目。両国寄席だけはまだ開いてるようだが。 いずれにせよ寄席には行けないので、仕事をしながら家でVTRコレクションをずっと聴いている。 たくさんあって傑作揃い。ご紹介したいものも無数に… 続きを読む 柳家喬太郎のマクラの秘訣(上)

襲名と空き名跡

上方落語界では、米朝門下の桂宗助師が「八十八」(やそはち)を襲名することが決まったそうな。 八十八は、故・米朝の俳名である。だから、八十八という噺家が過去に存在していたわけではない。 それどころか、亭号とセットで桂八十八… 続きを読む 襲名と空き名跡

システムとしての破門を考える(下)

師弟関係があるのは落語だけではない。伝統芸能にはだいたいある。 破門は師弟関係に、ある種必然的なシステム。 だが落語界の破門に問題があるのは、破門が師弟関係を解くだけで終わらないこと。 だから悲劇性も高くなる。 破門を受… 続きを読む システムとしての破門を考える(下)

システムとしての破門を考える(上)

期待の前座、柳家小ごとさんが破門になったというニュース。 その後ずっと調べているのだが、検索しても私の記事しかヒットしない。小ごとなんて前座、最初から存在していなかったかのような扱いではないか。 ツイッターで「小ごと」を… 続きを読む システムとしての破門を考える(上)

桂宮治真打抜擢

先日、才人である桂宮治さんがなぜ真打に抜擢されないのかの考察をちょっとした。 そのとたん、落語芸術協会で抜擢の発表。 先日は、松之丞の抜擢はないなと書いたとたん伯山先生誕生。 私もとんだ恥さらしである。 だからといって、… 続きを読む 桂宮治真打抜擢

立川雲水ついに本格炎上(下)

雲水炎上にあたり、同じ立川流ということだけでもらい事故を受けていたのが志らく。 しかし、いつも自爆している志らくが、もらい事故を見事にリカバリーしていて、かなり驚いた。 立川流だからなにかコメント出せという世間も乱暴には… 続きを読む 立川雲水ついに本格炎上(下)