丁稚の落語論
システムとしての破門を考える(下)
師弟関係があるのは落語だけではない。伝統芸能にはだいたいある。 破門は師弟関係に、ある種必然的なシステム。 だが落語界の破門に問題があるのは、破門が師弟関係を解くだけで終わらないこと。 だから悲劇性も高くなる。 破門を受 … 続きを読む
システムとしての破門を考える(上)
期待の前座、柳家小ごとさんが破門になったというニュース。 その後ずっと調べているのだが、検索しても私の記事しかヒットしない。小ごとなんて前座、最初から存在していなかったかのような扱いではないか。 ツイッターで「小ごと」を … 続きを読む
立川雲水ついに本格炎上(下)
雲水炎上にあたり、同じ立川流ということだけでもらい事故を受けていたのが志らく。 しかし、いつも自爆している志らくが、もらい事故を見事にリカバリーしていて、かなり驚いた。 立川流だからなにかコメント出せという世間も乱暴には … 続きを読む
立川雲水ついに本格炎上(上)
コロナ旋風の中、そしてもっとインパクトのデカい志らく妻、弟子と不倫のニュースによってぶっとんでしまったが、今日のネタのほうが先の事件である。 立川雲水さん、難病を揶揄するツイートについて患者とその関係者に謝罪する。(※リ … 続きを読む
落語の中の差別(下)
「八五郎出世」における「日本人か?」というクスグリにつき、理屈で反論するのでなく、一般論になっていない一般論を繰り出す志らく。 お得意の寅さんを持ちだして。 どうやら、古典落語は昔のものだからいいのだと回答したいらしい。 … 続きを読む
落語の中の差別(上)
当ブログ、旧Yahoo!ブログの頃から毎日更新を3年5か月続けている。 毎日更新だけやめるのと、ブログをやめるのとは全然違う話。 毎日更新だけやめたって別にいいのだけど、ここまで来るとなかなかやめられないものである。 三 … 続きを読む
噺家の名前のアクセント(続)
「令和」に思う噺家名のアクセントの続編です。 先日、TBSの「人生最高レストラン」という加藤浩次の番組に、林家たい平師が出ていた。 番組の内容は非常に面白いものだった。 師匠・こん平が笑点大喜利を離脱するにあたり、若手大 … 続きを読む