立川志らくの評判(上)

私は春風亭一之輔師のラジオ2番組を毎週聴いている。 もちろん私は落語好き。一之輔師の本業に対し、それは高い敬意を払っている。だがそれとは別に、ラジオパーソナリティとして師が好きになっている。 さて、メディアの世界では、さ… 続きを読む 立川志らくの評判(上)

松尾貴史の落語をTVで聴く(下)

松尾貴史のマクラのトーク、披露する場が落語の番組でなく、情報番組やラジオだったとするなら、面白おかしく、すんなり聴ける内容である。 控除率というものの数字のまやかしを、のび太からカツアゲをするジャイアンに置き換えて説明し… 続きを読む 松尾貴史の落語をTVで聴く(下)

松尾貴史の落語をTVで聴く(上)

TVの落語は、残しておくかどうかの判断の前に、とりあえず録画はしておく。 いっぽうで、そもそも録画が不能なTV落語も相当にある。 たまの無料放送時を除いてCS放送は録画できない。録画のために、専用機器を導入する気まではな… 続きを読む 松尾貴史の落語をTVで聴く(上)

ひどい新作落語のダメージを解剖する(下)

古典落語ちりとてちんの気持ちいい部分を持ってこれないのは、パロディ落語の登場人物が全員嫌な女だという点に現れる。 誕生日を祝ってやろうというのに、その当人は、別れた男をヨリを戻したのでドタキャン。これは料理が余った理由付… 続きを読む ひどい新作落語のダメージを解剖する(下)

ひどい新作落語のダメージを解剖する(中)

連雀亭二ツ目地獄の人は、一度の経験で懲りて避けている。 だが、そこそこ活躍している様子でもある。二ツ目である以上、いずれ私もまた対峙することになるだろう。 あれほどひどい高座を聴くことはもう、ないとは思うのだが。 寄席地… 続きを読む ひどい新作落語のダメージを解剖する(中)

ひどい新作落語のダメージを解剖する(上)

おかげさまで、神田連雀亭ワンコイン寄席に同じ週に2度出かけ、どちらの日も大いに満足して帰ってきた。 だがいっぽうで、ひどい高座に出くわすこともなくはない。連雀亭でも、よそでも。 ひどい高座に出くわしたとき、その後しばらく… 続きを読む ひどい新作落語のダメージを解剖する(上)

落語と暴力(下)

(上)に戻る 柳家喬太郎師は、古典新作問わず、陰惨な設定の落語をしばしば語る。 宮戸川(通し)とか、江戸川乱歩の「赤いへや」。小泉八雲の「雉政談」とか。 赤いへやなんて、快楽殺人がテーマ。 こういう落語を堂々と語れる人は… 続きを読む 落語と暴力(下)