「落語協会と落語芸術協会はなにが違う? 笑点メンバーに訊きました」 という記事が、安定して検索でヒットを続けている。 今日はそんなネタ記事でなく、マジメに行きます。 故・三遊亭円楽師が唱えていたお題目が「協会の統一」。 … 続きを読む 落語協会と落語芸術協会の統一メリットはあるのか?
カテゴリー: 丁稚の落語論
落語のおもしろ要素を解析してみる(下)
「中」のアクセスが伸びないので一日別の記事を挟んで伸ばしました。 戻ります。 コミュニケーションギャップ ズレ、から引っ張れる要素を思い出した。 与太郎は一方的に秩序を破る存在だが、コミュニケーションというものはしばしば… 続きを読む 落語のおもしろ要素を解析してみる(下)
古今亭佑輔Vs.金原亭杏寿 どちらの育成が正解か
「落語のおもしろ要素を解析してみる」という続き物を始めた。 「上」は午後5時に出したわりにずいぶん好調だったが、いきなり「中」でアクセス低下。 月始めから広告収入も急落でトホホである。上中下に分けるとこういうことがある。… 続きを読む 古今亭佑輔Vs.金原亭杏寿 どちらの育成が正解か
落語のおもしろ要素を解析してみる(中)
共感 とりあえず、しりとりのように、先に出た要素について順繰りに見ていこうか。 昨日の「立場の逆転」から、今度は「共感」について。 共感については、登場人物から滲み出してくるものを考える前に、演者と客の共感から始めたい。… 続きを読む 落語のおもしろ要素を解析してみる(中)
落語のおもしろ要素を解析してみる(上)
お笑いの世界では、オリラジ中田が大暴れしているそうで。 炎上狙いというより、世間に対する認識が本気で間違っている様子である。 なにがかというと、世間からの共感を自らシャットアウトしてしまっていること。 中田に好意的な層が… 続きを読む 落語のおもしろ要素を解析してみる(上)
痛客特集(東京かわら版より)
最近、「痛客」というタグを作った。 寄席や落語会で発見した痛い客の記録のためである。 直接のきっかけは、先日両国で出くわした「寄席の最中100回後ろを向く男」である。三遊亭兼好師の高座が台無し。 痛い客とはこんなの。共通… 続きを読む 痛客特集(東京かわら版より)
【THE SECOND】ギャロップ林のひとり芝居は「質屋蔵」である
漫才の新たな大会、THE SECONDを観ました。 漫才のその中身は実に面白かった。 だが、ドラマ性を求めてM-1グランプリに注目する人たちからすると、ちょっと感情移入しづらいところもあったのではないか、そう想像します。… 続きを読む 【THE SECOND】ギャロップ林のひとり芝居は「質屋蔵」である
「ユーモア」と「ギャグ」論(下)女流落語についても
(上)に戻る 柳家喬太郎師であるとか、今をときめく春風亭一之輔師であるとか、こういった師匠の高座には一見「ギャグ」が目立つ。 ギャグの存在自体が、噺の骨格を揺すぶり、客に感動を与える。 だがギャグの要素において、本気でお… 続きを読む 「ユーモア」と「ギャグ」論(下)女流落語についても
「ユーモア」と「ギャグ」論(上)
落語をなぜ聴くかというのは、実のところ大変深いテーマである。 聴いていると中毒になるが、では、なぜ好んで中毒になりたがるのか。その答えは意外と難しい。 すでに、ある程度はこちらの記事において迫ってみた。 落語なんてつまら… 続きを読む 「ユーモア」と「ギャグ」論(上)
「初心者おすすめ」コラムを落語とジャズで比較する
今年は不愉快なコメント投稿をきっかけに、当ブログでもって落語の検索を一手に引き受けてやろうと考えた。 そんなわけでせっせと、現場のレビューの合間に、検索狙いの記事を書いているところである。そしてある程度の成果を上げている… 続きを読む 「初心者おすすめ」コラムを落語とジャズで比較する