立川笑二・季節外れの「花見の仇討」@神田連雀亭

ローソンの広いイートインでこの記事を書いているのだが、婆さんカルテットが先客にいる。 別に婆さんの会話に耳を傾ける気もないが、勝手に入ってくる。 「頭の毛が白いひとはね。下の毛が黒いのよ。あたしいつもお風呂で見てるの」 … 続きを読む

柳家蝠丸「田能久」

3週続けて「日本の話芸」を。 この日曜日は落語を聴いてきて、満足もした。ネタ切れでやむを得ずテレビから拾うわけではないのです。 日本の話芸は再放送が2回ある。そちらを視てから検索する人のために、記事があったらいいじゃない … 続きを読む

柳家喬太郎「紙入れ」(上)

更新時刻がバラバラですみません。3月は結局、2日休んでいます。 ネタが向うからやってきた。 NHK日本の話芸に、柳家喬太郎師登場。今回は古典落語で「紙入れ」。 喬太郎師自体はこの番組の常連であるが、その高座は決して、日本 … 続きを読む

廓噺について(吉原遊郭に思う)

鬼滅の刃のアニメ新作が「吉原遊郭編」だというので、一部で物議をかもしているとか、いないとか。 子供に説明できないからやめてくれだなんて。 たぶん実際は、大して物議はかもしていないのだろう。 昨年はデイリースポーツが「サザ … 続きを読む

相撲噺について

先日、お騒がせの貴乃花親子について、古典落語「六尺棒」に絡めてイジってみた。 若旦那・優一はこれからもフラフラ生きていくだろうと書いたのだが、なんだか風向きが変わってきた。親父の逆襲である。 親父が若旦那の嘘を徹底的に暴 … 続きを読む

三遊亭円楽「新聞記事」(下)

そして、「先日NYタイムスを見ていたら」と語る円楽師。「私は読んだとはいってませんよ。見たと言ったんです」。 でも、そこに書いてあった話を「客がわからないといけないから日本語に翻訳して」ご紹介しますと。 やっぱり変な上目 … 続きを読む

三遊亭円楽「寄合酒」(下)

円楽師の落語を聴くと、今まで必ず、どこか引っ掛かる部分があった。必ず具体的な姿に引っ掛かるとは限らなくても。 最も気になっていたのが、笑点キャラに乗っ取られた師の中途半端な上目線である。こちらはキャラどおり、師をインテリ … 続きを読む

春風亭柳好「唖の釣り」

毎週浅草お茶の間寄席を録画しているが、このところ刺激が少なくていけない。 とはいえこの番組は、浅草演芸ホールの番組を切り取って放映するもの。 寄席自体、ぬるま湯のような空間なのだから仕方ないこと。ぬるま湯を味わいに寄席に … 続きを読む