梶原日曜寄席 その3(三笑亭夢丸「臆病源兵衛」)

外的要因により不発気味になってしまったマクラだが、内容は非常に面白かったのだ。 落語会のあと、自費でボロボロの二千円の宿に泊まる夢丸師。 雨樋が途中で千切れていて、雨水が下の桶に落ちる音が夜中とても気味が悪い。 仕方ない … 続きを読む

梶原日曜寄席 その2(桂佐ん吉「妻の酒」寄席の赤ん坊についても)

桂佐ん吉師は、先輩の桂わかば師の話。 関西の落語ファンにも、名前と顔が一致しない人ですとのこと。 この人はしょっちゅう飲みに誘ってくれる。 あるとき待ち合わせ場所に行ってみると、べろべろのわかば師はビショビショのジーンズ … 続きを読む

浅草演芸ホール4 その4(三笑亭夢丸「宗論」)

どんどん進む浅草夜席。 続いて春風亭昇々師。私は昨秋、真打の披露目以来である。 昼席のA太郎師もそうだが、最近の芸協の寄席では必ず成金メンバーが顔付けされている。 竹千代さんが新作で挑んでもそれほど動かされなかった客だ。 … 続きを読む

TV落語いろいろ(芸協若手メイン)

ネタがないときはテレビ・ラジオから拾います。 一本立ちするネタはなかったが、まとめて取り上げるとなかなか面白いかもしれない。 たまたま芸協の若手が集まった。 ちょっと前だが、4月17日に録れた番組。 「東京蕎麦族~TOK … 続きを読む

亀戸梅屋敷落語会 その3(夢丸&天どん「おせつ徳三郎」リレー」)

夢丸師、子供に焦点を当てておいて、小僧が活躍する花見小僧へ。これは花形演芸会でネタ出ししていた噺。 落語協会の人から聴く花見小僧とだいぶ違う。 私の知る花見小僧だと、語り手の定吉がときどき消えてしまう。形としては定吉の回 … 続きを読む

亀戸梅屋敷落語会 その2(古今亭志ん吉「厩火事」)

朝日名人会ライヴシリーズ67::入船亭扇遊2 厩火事/たちきり [ 入船亭扇遊 ] 楽天で購入   番組二番手は落語協会の二ツ目、古今亭志ん吉さん。 実に巡り合わせがよく、二ツ目にしてはずいぶんと数を聴けている … 続きを読む

池袋演芸場18 その5(瀧川鯉昇「そば処ベートーベン」)

仲入り前の寿輔師は、笑遊師をさっそくいじる。ご自分の派手な着物をネタにする代わりらしい。 なんですかあれ、落語ですか。大きな声で叫んでるだけじゃないですか。 昨日笑遊に誘われて飲みに行きました。あたしが先輩だから払ったん … 続きを読む

当代三笑亭夢丸

落語を寄席などで、生で聴くのは実にいいことだと思う。そんなには行けないが、もっと聴きにいきたいと私も常日頃から思っている。 寄席に行けなければTVやCDで楽しむしかない。 だが、TVで流れる落語を「ライブの再現性が低い」 … 続きを読む