笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その3・柳家花いち「アニバーサリー」「寿限無くん」)

噺家といえば扇子と手ぬぐい。通ぶって言うなら風とマンダラ。 扇子と手ぬぐいを使った所作自体をテーマにした新作落語が「アニバーサリー」。 聴くのは5年振り。BSイレブンの番組では一度観た。 高級居酒屋に妻を呼び出す売れない… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その3・柳家花いち「アニバーサリー」「寿限無くん」)

笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その2・笑福亭喬介「兵庫船」)

兵庫船というお話をしますと喬介師。 毎度おなじみの喜六清八という二人連れが旅をしますと。 東京でもごくまれに「鮫講釈」を聴くが、講釈が入らず、かまぼこ屋で落とすのが本家兵庫船。この型は東京にはまったくない。 喬介師は地が… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その2・笑福亭喬介「兵庫船」)

笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その1・立川幸弥「元犬」)

たまには夜にも出かけたい。 梶原いろは亭で笑福亭喬介・柳家花いちという面白い組み合わせの会がある。 もっと派手な会もたくさんあるが、いいじゃないか。 喬介師は初めてだが、以前道楽亭の独演会を予約したその日のうちに、ご本人… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その1・立川幸弥「元犬」)

柳家小平太の会@墨亭(下・「柳田格之進」さりげなく足してさりげなく削る)

小平太師、54歳なんだ。もともと入門の遅かった人ではあるが、もっと若いように思っていた。 ただ、芸に老成した感はなく、若々しい。 そして小平太師、一門の誰にも似ていない。かつては師匠にそっくりとの評も多かったようだが、現… 続きを読む 柳家小平太の会@墨亭(下・「柳田格之進」さりげなく足してさりげなく削る)

柳家小平太の会@墨亭(中・一文笛)

弥次郎は鈴本では特にやりにくい。浅草ならなんとかいけるかもしれないという話であった。 小平太師、寄席最高峰、鈴本でのトリがあるから立派なものである。 私も行かなくちゃ。 再度ウラガネ政治家を振って、悪い奴がいますよねと。… 続きを読む 柳家小平太の会@墨亭(中・一文笛)

柳家小平太の会@墨亭(上・弥次郎フルバージョン)

寄席も落語会も、珍しくあまり行きたいところがない。 日曜はご無沙汰の人でも聴きに行くか。柳家小平太師。 昨年の8月、池袋演芸場で正蔵師の代演だったのを聴いて以来。 代演といっても、目当てにして行ったので、たまたまではない… 続きを読む 柳家小平太の会@墨亭(上・弥次郎フルバージョン)

小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その4・柳家小ゑん「悲しみは埼玉に向けて」)

円丈一門の例外的な常識人であることがよくわかった天どん師も、高座ではやはりおかしい。 26年もやっているのに、今日みたいに香盤が上の人と一緒になると、いまだに出る若手感がねと。 「若えの聴いてやるからやってみな」的なお客… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その4・柳家小ゑん「悲しみは埼玉に向けて」)

小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その3・林家彦いち「稲穂のジュウタン」)

天どん師を、喬太郎師が円丈モノマネで詰める。 トラウマなのでご本人にはシャレにならないみたい。 高座をリングに見立ててロープを張った会には彦いち師も出演したが、ロープがあるから席によってはお客さんからちょうど目だけ隠れて… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その3・林家彦いち「稲穂のジュウタン」)

小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その2・円丈を偲ぶトーク)

毎年キングオブコントについて、採点付きでいろいろ書いている。 今年は、いろいろくたびれるので採点はしなかったが、ちゃんと全部観ていた。 旬を逃してしまうのだが、落語のブログだから仕方ない。いずれなにか書こうとは思う。 と… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その2・円丈を偲ぶトーク)

小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その1・柳家喬太郎「稲葉さんの大冒険」)

柳家小ゑん師匠の「小ゑん落語ハンダ付け」は過去に参加しているため、定期的にメールが届く。 なので予約しておきました。 今日日曜の池袋夜席は、このたび一周忌を迎えた三遊亭円丈作品集。 東京かわら版では、掲載時すでに完売とあ… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その1・柳家喬太郎「稲葉さんの大冒険」)