落語のオチ(サゲ)については、かつて大作をものしたことがある。 世間に対し、価値を知らしめられたかどうかはわからない。まあ、こんなこと考えたやつがいますぜという。 落語のオチの新たな分類をしてみたのは、枝雀分類の否定をし… 続きを読む 昔ながらのオチ分類 その1(考え落ち)
カテゴリー: 丁稚の落語論
女流落語に限界はあるか?
今日はお休みさせていただくつもりだったのですが、出かけてきたので撮って出しにしようと。 だが、聴いたばかりの女流落語家のことが気になり、独立してこれを語ることにする。 NHK新人落語大賞に3人の女流が出て、それぞれに感心… 続きを読む 女流落語に限界はあるか?
落語界の「じゃないほう」
法事があったもので、1日遅れで「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。 先週の放送では、小林麻耶にノータッチ。TBSだから仕方ないのか。 その後今週も、ニッポン放送の「ナイツ・ザラジオショー」を毎日聴いていたが、他局にどん… 続きを読む 落語界の「じゃないほう」
丁稚の八つ当たり
今年のM-1、審査員がまた志らくだそうな。 昨年存在感を打ち出せなかった志らくに替わり、ナベプロから一之輔師が入る予想を立てていたが外れた。 一之輔師、自力で得たラジオでもって、落語の仕事は事務所に渡していないことを喋っ… 続きを読む 丁稚の八つ当たり
【木梨憲武と落語】丁稚定吉・予言的中
木梨憲武大暴走(NHK・林家正蔵の演芸図鑑) 木梨憲武大暴走おかわり 二つ記事を書いたばかり。まだ1週間も経っていないのだが、そこに書いたことがことごとく的中した。 正蔵師匠との対談で、無礼の限りを尽くしていた木梨憲武。… 続きを読む 【木梨憲武と落語】丁稚定吉・予言的中
国立演芸場10(中・偏差値マクラと「田能久」に思う)
この日の国立、トリの左龍師と、小んぶさんを除くとあとは普通。 まあ、本来そんなものである。 ここ2か月の国立が当たりだったのだが、たまたまだと思わないと。そんなにいつもいいわけがない。 今日はそんな普通の3席の話です。「… 続きを読む 国立演芸場10(中・偏差値マクラと「田能久」に思う)
木梨憲武大暴走おかわり
昨日の木梨憲武大暴走の記事は、おかげさまで多くの方にお読みいただいた。 この件、引き続きいろいろなことを考えさせられる。 そもそもこの対談、正蔵師の希望で実現したのか? 戸惑いっぱなしの師を見る限り、そうは思えない。 で… 続きを読む 木梨憲武大暴走おかわり
長井好弘著「新宿末広亭春夏秋冬『定点観測』」
図書館には、古い落語の本が置いてあることがある。そんな一冊を借りてきた。 2000年の出版。この、微妙な古さ、現代との微妙なズレが面白い。 A5版の大きな本であり、実に重い。少しずつ読んでいる。 長井好弘氏は、落語界では… 続きを読む 長井好弘著「新宿末広亭春夏秋冬『定点観測』」
噺家の文才について
ちょっと更新サボリ気味ですみません。 更新サボったときに顕著なのだが、朝ブログにログインすると、「Front Page」のアクセス数と比べて、個別記事のアクセスが大幅に少ないのであった。 お越しはいただいたが、読んでいな… 続きを読む 噺家の文才について
落語と教養
「教養としての落語」ではない。今日のテーマは落語の中の教養について。 落語という演芸は、多くの要素でできている。 なくてもいいが、あることで大きく世界が膨らむ要素があると思うのだ。 落語を聴くときは、私は教養の有無にかな… 続きを読む 落語と教養