古い記事もよろしく(ブログ完全移転にあたり)その2

その1に戻る

プロフェッショナル仕事の流儀(春風亭一之輔)

これもTV。NHKばっかりだ。
先のふたつと違い、番組を視てから書いた記事だから、アクセス集中した覚えまではないが、結構長く検索に掛かり続けたものである。
「一之輔 東長崎」なんて検索がしばしばあった。あんまりあると怖いです。

昭和元禄落語心中

アニメ1期・2期、そしてドラマと、この作品のお陰で、多くのアクセスをいただきました。
劇中落語を紹介してみようと思って始めたもの。多少、アニメにおいてアラ探しになってしまった部分もあるけど。
これで当ブログにたどり着いた方も多かったのではないか。
これを機に、ブログに一定のアクセスが確保できるようになったわけで、私にとっても記念すべき作品。

ナオユキ

笑点の演芸コーナーに出演して、アクセス集中。これはつい最近。
ただし、「ナオユキ」では最初からヒットしない。
「背中丸めて見るからにダメなおっさん飲んどった」という、実に長いキーワードで、多くの方が来てくださった。
笑点はすごい。
ただ、「上」「下」分かれている当初の記事のうち、世間は検索のヒットする「下」のほうしか読まない。
ちゃんとリンクを張ってもダメ。いかにネットサーフィンが気楽におこなわれるものかよくわかる。
まあ、私だってサーフィンするときは同じだけど。

林家九蔵襲名断念問題

これも相当のアクセスを集めた記事。
続編の「堀井憲一郎編」にもアクセスが集まり、おかげで「堀井憲一郎」で検索するとトップページに出るようになった。
今は2ページ目。リンク先がもうないので、いずれ表示されなくなってしまう。

林家正蔵師はこの事件において、海老名香葉子婆さんの指示により、落語界のルールに存在しないクレームを付けてしまった。
まったくもっていただけない。
だがいっぽう、「こぶ平の持ってる正蔵はインチキだ」などという落語ファンの意見には心底あきれ果てた。
偉そうなことを書くことに喜びを見出す落語好きの爺さんたちが、まったく論理性のない意見を展開して悦に入っているその醜さについては、私も他山の石とせねばならない。

堀井憲一郎氏はもともと好きだし今でも好きだが、襲名断念について書いた記事はいただけなかった。
この記事の論理破綻の度合は、落語好きの爺さんたちと同じ。
堀井氏、円楽党のことは今でもお気に召さないのだろうか? 今の円楽党はすごいですよ。
特に、氏が歯牙にもかけなかった幻の林家九蔵、三遊亭好の助師は一聴の価値があります。

司馬龍鳳問題

世間からは、ようやく忘れられた感があるが、名古屋の素人落語家、司馬龍鳳について書いたもの。
記事がブレイクした覚えは全くない。
だが、当ブログのロングセラーとなり、検索でも常時引っ掛かるようになった。司馬龍鳳について書かれた記事が世間に少なかったから。
引っ越してからも、ブログ内で検索を掛ける方がよくいらっしゃる。
世間に対して行政のひどさを訴えたこの人、お前誰だよとブーメランが返ってきた。結局闘病を理由に、一切のコメントを出さずに嵐が去るのを待った。
その後なぜか三遊亭歌笑門下におさまり、三遊亭あきるになって再出発しているこの人を、いつまでも批判し続けたいわけではない。
だが門下になれたからといって、世間からプロ扱いされるわけではない。

ちなみに、セミプロ噺家でも、本当にプロになれる場合もなくはない。
その例が、六華亭遊花という、仙台ご在住の女流。
芸協の客員になれたので、プロの噺家である。
ちゃんと遊三一門に加えてもらっているので、一般的な「プロ」の線引きの内側にちゃんと収まるのである。

続きます。

作成者: でっち定吉

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