古今亭志ん橋一門会 その2(古今亭志ん陽「夏泥」)

続いて古今亭志ん陽師。 私はもともと志ん朝の弟子でした。前座のうちに師匠に死なれまして。 どうしたらいいかと思っていたら師匠の総領弟子の志ん五(先代)が拾ってくれまして。 そうしたら二ツ目の時に志ん五に死なれてしまいまし … 続きを読む

古今亭志ん橋一門会 その1(古今亭志ん雀「子ほめ」)

土曜日は楽しそうな会がめじろ押し。 その中から梶原いろは亭の「古今亭志ん橋一門会」を選んで予約。 この会昼夜あるが、駒治師の出る夜の部へ。夜といっても5時開演で夕方だ。 駒治師は、昼は横浜にぎわい座で鉄道落語の会をやって … 続きを読む

渋谷らくご4(下・柳亭小痴楽「宿屋の仇討」)

シブラクのトリは柳亭小痴楽師。 本日最大の目当て。 もっと聴きたい人だが、芸協の場合若手のトリはだいたい夜で行きづらい。ま、この日も夕方だけど。 終演時刻は午後7時だが、15分程度オーバーの熱演。 そして、圧巻。 小痴楽 … 続きを読む

渋谷らくご4(中・柳家小里ん「樟脳玉」)

鈴本とシブラクとを交代で続けます。今日はシブラク。 高座返しは女性の前座さん。 パワハラ、セクハラのためか女性の前座はめっきり少なくなった。芸術協会も新たな入門者がいない限り、じきいなくなる。 二番手は立川笑二さん。 も … 続きを読む

渋谷らくご4(上・春風一刀「日傘漫談」「ねこいぬ漫談」)

鈴本の続きものの途中だが、別の会に行ったので割り込みます。 中1日で日曜のシブラクへ。LINEの割引券が来ていたので。 基本、割引券が出たときしか来ないのだけど。 割引券が出ているということは前売券が売れてないわけだが、 … 続きを読む

林家はな平お庭でらくご2(下・「片棒」「甲府い」)

松竹梅、実にシンプルかつ素敵な一席。 自己解説の後、今度は三ぼうを振る。 お知り合いに◯◯ぼうの方がいたらお詫びします。 ケチから、六日知らず。 本編は片棒。 片棒という噺、私の大好物である。 聴く片棒のほぼすべては、次 … 続きを読む

林家はな平お庭でらくご2(上・松竹梅)

梶原いろは亭がハネ、今度は梶原電停から都電に乗って終点、早稲田へ。 都電の沿線は落語が盛ん。 いろは亭のトークに出てきたスタジオフォーもあり、ばばん場もあり。北とぴあも町屋のホールもあり。まだある。 都電という庶民の足が … 続きを読む

梶原いろは亭音助・朝枝(下・「初天神」「長短」)

トークで一旦ハケる際、朝枝さんは先に出てしまい、音助さんがメクリを返す。 春風亭朝枝さんから。 出囃子が鳴る中、一度引っ込んだ朝枝さん、いつまで経っても出てこない。 変なムードが客席に蔓延する中、出囃子2周めになってよう … 続きを読む

梶原いろは亭音助・朝枝(上・オープニングトーク)

水曜日はようやく出かける。 梶原いろは亭で、二ツ目の会。 五郎襲名で真打の決まった雷門音助さんと、春風亭朝枝さん。 わずか1時間の会。 なにげに、毎年一度は誰かの二人会のためにこの遠い寄席に来ている。 ただ、今日は掛け持 … 続きを読む

柳家甚語楼の会(下・「宿屋の仇討」)

甚語楼師の会に戻ります。引き続き道灌から。 「隠居は元泥棒」からのやり取りには、「分米」という言葉は入っていない。 隠居に娘がいると初めて聞き、前に出てくる八っつぁん。しかし娘が40代と知り、露骨にがっかり。 とにかく、 … 続きを読む