まとまったネタがないので、小ネタ集です。
ラジコプレミアムに入っているので、全国のラジオを好きな時間に聴ける。
たまに生で聴いているのが、大阪MBS「松井愛のすこ~し愛して」。
月曜のパートナーは桂南光師匠。
南光師、新宿末広亭の桂宮治真打昇進披露に呼ばれた。
なんで南光師なのだろう。宮治師は噺家を志したきっかけが枝雀だったというので、その弟子をということなのかもしれない。
南光師が生放送で、まあええやろということで末広亭の裏側を話していた。
2階まで超満員になった末広亭。だがワリは5,000円だったという。
宮治師が直接持ってきてくれたらしい。
東京の寄席はそんなもんなんですよと南光師。そういう文化なんです。
MBSアナの松井愛さんが、みんな一律に5,000円なんですかと問う。いや、演者の格はあるけどねと。
5,000円のワリは満員にしてもちょっと高い気がする。
よくわからないが、宮治師が足しているのか? 南光師のほうは「少ないがこんなものだ」と理解している。
南光師いわく、これ、困ることがあるんですと。
基本的に交通費は出ない。だから、足が出るんだと。
別の上方噺家から、東京に呼ばれていって、赤字になって嘆いていた噺を聴いた南光師。
だが、宮治師はワリと別に交通費を持ってきてくれたのだそうだ。足を出さずに済んだ。
まあ、祝儀をたんまり弾んでいるのだと思うけども、それは話さない。
落語と関係ないのだが、20年以上前大阪に住んでいた頃、テレビの「あどりぶランド」を私は楽しみにしていた。
MBSのアナウンサー総揃いの番組。
それ以来、MBSのアナにはいまだに親しみを持っている。
松井愛アナは、アナウンサーなのに大阪弁バリバリの人。
大阪の局つながり。
探偵!ナイトスクープを見ていた。よしもと新喜劇ともども、TVKでやっている。
ある男性からの相談。妻が大事に取っていた、期間限定の「パピコ」キウイ味を夫が食べてしまったところ、妻が激怒し、離婚の危機となった。
探偵に泣きついて、もはやどこにも売っていないキウイ味のパピコを探すという依頼。
うちの中学生の息子が「千両みかんみたいだね」。
息子よ、鋭いぞ。
古典落語つながり。
水曜日のダウンタウンを見ていたら、「電話でキレてきた先輩がおかしな姿で登場してもそこには触れられない説」。
次長課長河本が、パンサー尾形を電話で叱りつける。「言っちゃいけない話をお前言いやがって」。
すると叱られた尾形が「あの件ですか」と、河本と一緒に遊んだネタをペラペラ喋りだす。慌てる河本。
船徳か。質屋蔵でもよし。
東京かわら版3月号が届いたが、まだ薄い。
まあ、これからまた厚くなってくるだろう。裏表紙の広告も埋まっているし。
3月下席は、寄席4場とも番組未定。
池袋演芸場も未定だが、毎年恒例の新作まつりはやるようだ。
ああ、そうかと思う。
昨年のコロナショックは、落語会では3月下席から始まったのだった。
新作まつりで喬太郎師の「東京タワーラブストーリー」は聴けたが、週末の中止がそこから始まったのでした。
3月31日の余一会もすべて中止になった。
昨年の落語協会新真打の披露目も、4月に入りすぐ中止になったのだったなあ。
芸協のほうは秋にやったのだが。
新真打がいれば、新二ツ目もいる。
落語協会は、3月から4人の新二ツ目登場。
- 林家やまびこ改メやま彦
- 林家きよひこ改メきよ彦
- 春風亭与いち
- 三遊亭歌つを改メ歌彦
彦いち門下の二人はわかるが、勝手によその一門から「彦」の字が増えた。
それはいいのだが、この人たちを見て思い出すことがある。
彦いち師の一番弟子「やまびこ」と、二番弟子「きよひこ」の間に、もうひとり前座がいたのだ。
元「柳家小ごと」さん、元気ですか?
当ブログでは、「小ごと破門」の記事が、累計アクセストップに躍り出た。今日もずいぶんアクセスが多い。
これだけ見られているとなると、プロの噺家も見にきてくれていそう。プロに教えるような内容はなにもないけど。
この記事を書いたのも、コロナが本格化する前、3月のことだった。
あれから1年。
同じ境遇の元・小かじ(現・春風亭かけ橋)さんを追いかけて芸協か、あるいは上方での再デビューを期待したが、もはやスパッと足を洗ったのでしょうか。
しかし小三治一門、事実として言わせてもらうが、やたらクビにするのでシュリンクするいっぽうじゃないでしょうか。
はん治師門下の小はぜさんなど、期待しているのだが。