らくごカフェと春風亭昇々三題噺(春風亭昇太のラジオビバリー昼ズ)

今日も実質、小ネタ集。
まったくなにも書くことがなかったのだが、夜中になって昇太師のラジオビバリー昼ズをタイムフリーで聴いたらできた。

ビバリーは、水曜の昇太師と、木曜の清水ミチコ&ナイツだけ聴いている。
聴くものが多くていつも大変なのだ。
ナイツ・ザ・ラジオショーも、時として抜ける。火曜の14時台と、水曜の13時台を後から聴かないと。変なところがぽこぽこ抜ける。
ラジオショーは、月曜の平野ノラが産休から帰ってきて、実に楽しい。
いっぽう、火曜はいただけないな。立川談洲さんと結婚して当ブログでも取り上げた山崎ケイ、なんだかもう。
今月の東京かわら版、巻頭に出ていたが。
この人が主役の火曜15時台はすでに聴いていない。
スポーツに興味がないのは月木のアシ4人に共通しているところなのだが、興味があろうがなかろうが、ラジオなんだから合わせるもんだ。
山崎ケイだけ、スポーツの話が始まっても露骨に知らんぷりである。芸人が、世事に関心を持たないっていうのはダメだと思うのだが。
おかげで、火曜はスポーツの話題を出しづらくなってしまっているし、テイストも異なってきてしまっている。
私は現在、相撲にはほぼ関心がない。だが、ナイツ塙がする相撲の話は実に楽しい。そういうもんでしょ?
山崎ケイが興味ないのは、スポーツだけではない。塙さんのお母さんが、山崎ケイと、漫画家ヤマザキマリとを誤認していたという。
しかし、同姓のこの、テルマエ・ロマエで一世を風靡した漫画家の名も知らないのだ。
やんなっちゃったな。ナイツもやりづらそうで気の毒。

ちなみに春風亭一之輔師の、日曜日のSunday Flickersをすっかり聴かなくなった理由も、これとほぼ同じ。
そういえば先日、日曜にいきなり「田舎館野田雄」の記事のアクセスが増えた。ああ、ラジオに君臨したんだなと思って、後で久々に聴いてみました。

今日はナイツの話ではなかった。昇太師のビバリーに話を戻す。
来週のビバリーのゲストは、落語協会の柳亭市馬会長とのこと。両会長のトークは楽しみ。
今週のゲストは、らくごカフェの席亭、青木伸広師。
らくごカフェは私もたまに行くが、席亭はお目にかかったことはない。

席亭の話は面白かったのだが、これが噺家さんのマクラで聴いた話とシンクロして、より面白かった。
武道館でさだまさしを呼んで記念公演をした話は、今度の新真打春風亭柳枝師からかつて聴いた。
それから、サザン桑田夫妻が客として来た話。これは、高座からお客の顔を見てびっくりした当人である、柳家勘之助師から聴いた。
ただ、誰の会に来たのかというと、愛人DVの桂春蝶の会。今となってはあまりいい話ではない。

クロマニヨンズのマーシーと、サンボマスター山口が来店した話は、初めて聴いた。
初めてのはずで、このふたりはフラッとカフェタイムに訪れたとのこと。マーシーはその後落語を聴きにきたらしい。

さらにビバリー、三題噺のコーナーがとても面白かった。
コーナー4回目のゲストは、昇太師の弟子、新真打の春風亭昇々師。
師匠の前で、50分で考える三題噺を披露するのは大変でしょうと乾貴美子に同情されつつ、昇々さんはまるで気にしていない様子。
ラジオでは直接語られなかったのだが、師弟の絆が強いため、師匠の前でむしろリラックスしているようなのだ。そのため全力を出し切る昇々師。
お題が「結婚」「月食」「失念」。
先の二つは話題のテーマ。失念は、水曜日が師匠の生放送だとわかっているくせに、ついうっかりメールを送ってしまう昇々さんの失念癖から、師匠が出したお題。
これで作った新作落語は見事だった。
もっともメインテーマは自分で作ったオリジナル。そこに、クスグリとして三つの題を上手くハメ込む昇々さん。

楽しい新作はいきなりナレーションで始まる。「ここは全国からバカが集まる、私立バカ高校」。
バカ高校ってあんた。二人の登場人物は、抜作とアホ太郎。
あまり面白かったので、二度聴いてしまった。ピタッと三題噺ができ上った快感よりも、自分のフィールドに強引にお題を結び付ける、その剛腕振りに脱帽。なのに不自然さはほぼない。
改めて才人だと思い知る。これほどの才人が、宮治師に抜かれた5人の中に入っているのは返す返すも残念である。
NHKで優勝できていたらなあ。

この才能は、落語以外でも間違いなく役に立つ。バカアニメの脚本執筆などに活かせるのではないかと思った。
私はなぜか、昇々師の新作落語に遭遇したことがない。古典も楽しいですけどね。
なんとかこの人の披露目には行きたいな。師匠は熱海五郎一座の舞台と被ってしまい、あまり披露目に出られないようだが。

昨日は同時昇進の弟弟子を批判してしまったのだが、これでバランスを取らせてください。取れてないか。

ちなみに今日の月食は、皆既の終わったあと、戻りつつあるのだけ見られました。

作成者: でっち定吉

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