オリンピックのことばかり書いていたら、ブログのアクセス落ちてきました。
まあ、当然といえば当然。オリンピックのブログじゃないんだから。
正確には、オリンピックの競技について書いているわけじゃなく、私の扱うのはその周辺。
「阿部兄妹、すごい!強い!」なんてことは、思っていても、直接書いて記事を埋めたりはしないのです。
私的には平常運転です。
ただし、期間中の更新は減るかもしれません。同じこと書いてられないし。
兄の一二三選手の感想を、元祖ひふみんに訊いている記事は笑った。罪がなくていいやね。
妹の詩さんを、「おーい、うたさん」って呼ぶ人はいないかな。いませんか。
今日は上野広小路亭「しのばず寄席」昼席のメンバーがよく、行くつもりでいた。
主任は最近、いろんな意味で売れている三遊亭好楽師。
寄席のレビューを始めれば、当ブログも平常運転に戻る。でも結局行くのよします。
オリンピックが観たい直接的な理由もあるのだが、そもそも仕事もしなきゃならないし、子供が受験生なんでその世話もある。
そしてさすがの私も、今気持ちがふわふわしていて、あんまり落語聴きたい気持ちになってこないのだ。
開催中に一切出かけないことはないと思うが。
それに、落語の記事書いてもこの期間はどのみち人は来ないと思う。
当ブログをYahoo!で始めたのは2016年。
リオのオリンピックは観てたはずだが、当時会社を不本意に辞めたばかりで、必死だったのもあるだろう。
ブログのスタイルも固まっておらず、あまり書いていない。
そして2016年の五輪に限定するなら、私自身意外と記憶がない。
精神状態がまともなら、オリンピックは実に面白い。
昨日もずっと観てました。朝から水泳、卓球、柔道、サッカーその他。
仕事と、子供の勉強がはかどらないのでちょっと外にも行ったが、それでもすごい視聴量。
終わってみれば金メダル4個。
オリンピックというもの、夏季だけでも4年に一度やっている。
4年は意外と長い。今回に関しては5年だし。
毎回楽しんでいるのに、多くの人は、前回楽しんだことをいったん忘れてしまう傾向にある。
開催前の五輪反対の声が大きかったのにも、この都度リセットの仕組みが間違いなくあると思っている。
忘れてしまっているので、オリンピックなんてどうでもいい、命のほうが大事と思ってしまうのだ。
非難しているんじゃない。国民にとっての性質はそうだということ。
始まれば盛り上がる。これも、そういうものだ。
家内と一緒に見ていると面白い。
期間の前半戦、柔道が毎日あって、階級ごとに1日で完結すること。毎日軽量級から重量級へ進んでいくのは基本の基本。
毎回そうなのに、家内はなにひとつ覚えていない。だからアテネで毎日楽しめたんじゃないか。
サッカー等、リーグ戦の仕組みだって毎回一緒なのに、なにもわかっていない。
でも、多くの人がそんなもんじゃないかなと。
観ているうちに、感動の仕組み自体を、徐々に思い出すのである。
野党がオリンピック反対を打ち出したのは、開幕前の時点では、無謀にまでは思えなかった。
だが、「オリンピックが、開幕前と比べてはるかに盛り上がる」という、4年ごとに繰り返されるムーヴメントについて、本当に理解していたのだろうか。
結果的には総選挙に向け、大失策だったと思う。
与党に逆らうのが仕事という意識が強すぎると、気軽に反対してしまってドツボにはまるのだ。
蓮舫さんがスケボ金メダルの堀米選手を激賞して炎上している。
当たり前だ。
開幕前にオリンピック反対を唱えた以上、五輪が失敗(国民の支持を受けない)で終わらないと野党の成功にはならない。
メダルが増えれば、逆張りした側の失敗。これは論理的帰結。
どうやら風向きが違うなと慌て、中途半端にすり寄ったら攻撃されて当たり前である。
塩村あやか議員も、開幕式の子供の深夜労働にケチをつけている。通常運転時なら決しておかしくはないけど、空気が読めていない点において、蓮舫にも劣る気がするが。
この点、共産党は実に潔い。
志位委員長も、金メダルおめでとうなんて一切つぶやかない。
徹底して今でも反対ひと筋。日和らない。
ここまでやらないと、主義主張とは言えない。
共産党は、日本選手がメダルを取っても「本当に」喜ばないのだ。
そんな選手たちも、いずれ赤旗日曜版に呼んだりする。今回の選手だけは呼ばないかな。
昨日心配した文蔵師のツイートは、ちょっと「らしい」ものに戻った。よかった。
一之輔師の鈴本の芝居なんて一杯らしいが、だからといってこの時期寄席に来るのが皆、オリンピック嫌いだというわけじゃない。
立川雲水は、ケチをつけるシーンがないので藤井聡太についてつぶやいている。
これは褒めるんだ。たとえ左翼政治家でも褒めないのに。
褒められた天才・藤井聡太が気の毒でならない。
談四楼はこう。
開会式にすぎやまこういち氏のドラクエが流れた。小林賢太郎氏を解任しといてそれはないだろう。すぎやま氏は「LGBTには生産性がない」と言った杉田水脈議員を「正論だ」と持ち上げた人だぜ。誰かこのことを指摘する人はいなかったのか。まさか組織委は、差別の種類が違うとでも強弁するつもりなのか。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) July 25, 2021
ツイート戦略的には苦し紛れだが、でも、このつぶやきに関して理解はする。
私も開会式観てて、同じこと思ったもの。LGBTに限らず、そもそもかなり右に寄り切った作曲家だし。
ただしゲームをやらない私も、ドラゴンクエストが名曲であり、日本を代表する芸術作品と認識はしている。
そしてあいにく、LGBTに反対することはトレンドには逆らうものの、直接的非難の対象ではない。
左翼でないだけで犯罪者扱いされてもね。