お盆休みのでっち定吉です。なんて、ネタがないだけなんですけど。
新ブログになってからは、始めて休んでしまいました。
別にもう、毎日掲載を自分に義務付けてはいないので休んでもいいのだけど、休むといつも、アクセス数だけ多くてPVが少ないという状態になる。
毎日来てくださる方が多いようで、嬉しい限りです。
もっとも久々に休んだ昨日に関してはなぜかPVも落ちていなかったのだが。その代わり、広告収入がガタ落ち。当たり前だが読み飛ばす人が多かったようで。
収入を上げるため炎上を狙ったりは、バカでもメンタリストでもないから、しない。
だいたい、落語ファンでもない人が、ただの資料を求めていろいろ参照しにくるのも好きじゃない。戸越銀座の飲食店とか、フィギュアスケーターの兄が東大出の前座であるとか、立川流の悪い噺家の所業とかである。
でも、そんなのでも収益が上がるとなると、今後はちょっと嬉しいかもしれません。
土曜日は、二度目の「ざま昼席落語会」まで遠征しようと思っていた。
雲助・燕路二人会である。
遠いのだが交通費は案外安く、なにより木戸が千円だ。
だが、墓参りなのをすっかり忘れていた。そんなわけでネタはできず。
でも、前日に予約のうえで落語会に行ってきましたよ。これでネタができるなと。ここから今日の本題。
行ってはきたのですが、客2人。客のひとりはこの会初見のでっち定吉。
さすがにこんなの、詳細書けないよう。
いっそ、客ひとりでマンツーマンだったら、演者とお話でもさせてもらうのだが。
今日は朝から雨。緊急事態宣言下のお盆という、複合的状況によるものなのでしょう。
もっとも場所的に、10人そこそこの客でも盛況な感じ。
今年は、神田連雀亭で「6人」「5人」それから「4人」と少なくなっていく様子を順に経験した。
5人の前でも、立川笑二さんの「大工調べ」は圧巻であった
続いて4人の際も笑二さんで、「花見の仇討」。これも見事。
このぐらいの人数が、ブログに載せる限界です。
客にとってはレアな状況だが、演者のほうは何度か経験しているのだろう。別段どうということもないようだ。
まあ、やりやすいはずはないけど。
客のほうは、満員でギュウギュウだった席に出くわす可能性のほうがずっと高いのだが、つ離れしない席も、世には多数ある。
演者のほうは、客の少なさをマクラにすることができる。でも、まともな客だから噺家のネタのストックにはならない。
演者は、久々に聴く二ツ目。久々ではあるが、私の顔を覚えていてくれて不思議ないぐらいには数を聴いている。
オーバーなアクションもギャグのムダ打ちもしない、編集上手の本格派で以前から注目している人。
落語3席で、トリの一席は楽しいマクラが付いていた。会の内容には満足している。
でも、書かないとじき内容も忘れていくだろうな。
いずれ出す想定でもって、書くだけ書いておいてもいいのだけど、あいにくヒマでもない。
ただ会場の飲食店、なんだかしっくり来ない店だ。Google Mapの評価にもいろいろと悪評価が書いてあるのだが、食べていない私にも、なんだか腑に落ちるところがある。
私もサラリーマン時代、客商売が得意なわけでもないのに接客していたものだ。別にイヤイヤやってたわけでなく、むしろデスクワークよりずっと好きだったんだけども、しっくり来ないと感じたお客も多かったろうな。今にしてそう思う。
向いていない職種は、頑張ってもなにかどこか違う。
落語の客が少ない理由の一端は、店にあるのだろう。
接客がしっくり来ないなと感じただけであり、個人的にイヤな思いをしたわけではない。
だが、うちから遠いこの会に、再訪することはない。この噺家さんの会は他にもあるし。
どういうお店がしっくり来るか。滝野川(板橋駅そば)の「みやこ鮨」さんはとてもしっくり来るお店だった。
ここでは三遊亭遊馬師の勉強会を開催していた。今は、こんなご時世だからだろう、少なくともかわら版やWebには載せていないので、やっていたとしても知らない。
最初はひとりで行っただけなのだが、二度目は最初から食事込みで予約を入れた。お寿司も江戸前のいい仕事で実によかった。
ワクチン接種の人が多数を占めるようになり落ち着いたら、また行きたいものだと家族とも話をしている。
なにしろネタがないもので、明日の更新もどうかわかりません。
録画の取れた浅草お茶の間寄席では柳家小ゑん師の「ミステリーの午後」が出ている。好きな噺だけどこれで1日は書けないかな。
アクセスが復活したのにまた落ちた、落語百科事典の続きでも出しましょうか。
(2021/10/15追記)
この飲食店、会の数日後に閉店していたことが判明。
ほぼ、夜逃げみたいなもんじゃないか。
なにしろ噺家さんは「次回は11月」だなんて終演後にツイートしていたのだから。
今思うともう夜逃げを決めていて、商売に熱が入らなかったのでしょうかね。
どうでもいいが、非常に不愉快な思い出になりました。