以前は当ブログ、寄席や落語会のレビューを始めたとたんアクセスが落ちたもんだ。
最近はそんなことはなくなりましたね。
このところ多くのレビューを書いたが、盛況でした。いつもありがとうございます。
一段落した今日は小ネタです。
通常落語のことしか書かないので、世間はどんどん先を行ってしまう。
坂本龍一さんの訃報でまさかの“ライディーン論争勃発”…作曲者・高橋幸宏さんが生前訂正していた“通説”（女性自身）
教授の訃報の際に、高橋幸宏作曲「ライディーン」を流すメディアに文句を付ける人がいたという。
こういうのを見ると、私は喉をかきむしりたくなるのです。
文句を付けるファン心理も、理解するだけにいっそう。
私個人は、ライディーンを流すのはごく当たり前だと思う。「教授も作曲にかかわったはずだ」という前提があってもなくても。
標準的な世間に異論をぶつけるファン心理は時としてウザい。
こういうのも、知識マウンティングの一種だと思うからだ。
どうしても言いたければ「あくまで個人的にはなんだけど、作曲していない曲は訃報に流して欲しくないのだ。こだわりが強すぎるかもしれないけど」ぐらいにとどめておけば、全然OK。
むしろ、広く賛同を得られるだろう。
気動車を「電車」と呼ばれいちいち訂正する鉄道ファンは、立派な落語になる（柳家小ゑん「鉄の男」）。
私のブログにはこういう先鋭化したファン心理に基づく意見は載せないようにしたいものだが、探せば多少あるかもしれないな。気を付けましょう。
「食後の丼にティッシュはアリ？」ラーメン店でのマナー論争が勃発！ 人気店、ヘビーユーザーに見解を聞いた（FLASH）
全然違う内容だけども、これにも同じマウンティングを感じるわけだ。
前提を欠いた主張を始めると、非常におかしなことになる。
どんぶりにティッシュ入れて文句言われるようなら、オチオチ飯食ってられないわ。
スープの残ったラーメンどんぶりにティッシュ入れたり、コップ入れたりするのとは大きく違う。
今回は炎上しなかったが、しても不思議はない。した場合「世の中の落語を探す」シリーズで取り上げたかもしれません。
次はどうでもいいニュースなんだけど。
『マツコの知らない世界』aikoが明かしたハガキ職人とのメール交換秘話に視聴者困惑「笑えない」「闇深すぎる」
マツコの知らない世界のこの会は観ていた。
タモリ倶楽部が終了した今、「マツコの知らない世界」は、私が出てもいいと思っている唯一のテレビ番組。
誰がお前なんか呼ぶかって？
落語好きのでっち定吉としては呼ばれないだろうが、本業のキャッシュレスの方面だったら可能性がなくもない。
私にだって、テレビ出演への打診は過去にもあったんだから。傲慢な条件だったから断ったけど。
春日ペンギン事件を見てもテレビ局の傲慢さは鼻につくが、マツコの番組だったら我慢しようかなと。
結婚したaikoに、ハガキ職人が久々にお便りを送ってきた。
「性格不一致になった後は僕が責任もってaikoさんの面倒を見ていきます。それまでaikoさんを預かってくれてありがとう旦那」という内容。
世間では、気持ち悪いだのなんだの反響があるのだけど、これ明らかに「不動坊」だよね？
お滝さんは本当はアタシの女房なんだけど、一時的に講釈師の不動坊に預かってもらってるんだという。
ハガキ職人氏は、落語好きなのかもしれないね。
そういえば、この演題「不動坊火焔」ともいう。
いきなり気づいたが、「不動坊」という講釈師の亭号だけだと、上方落語家が日ごろから「桂さん」と呼ばれている不快感を思い出してしまうのではないかな。
続いて最後に1本、落語絡み。
夫が起訴されても優雅な日々を…三浦瑠麗「銀座の高級和食店で大物落語家とディナー」撮（FRIDAYデジタル）
大物落語家は立川談春。
私は三浦瑠麗という人をもともとよく知らないが、立派な人ではなさそうだ。
だが、そんな世間の共通認識は別にいいのだ。
立川雲水は、ずっと三浦瑠麗をボロクソにツイートしている。
私が着目しているのは、左翼サイドにいるくせに、女性蔑視がやまない立川雲水の態度のほうである。
左翼サイドの仲間だと世間から思われそうな、たかまつななまで罵ってる。実にわかりやすい。
その雲水、談春師の名前がメディアに出てきたとたん、黙ってる。
志らくにはごくささやかに戦いを挑んだが、談春には逆らわないんだ。情けないのう。
談春師は、志の輔、生志とともに「傳志会」のメンバーだった。談春師が抜けたあと、雲水は志の輔、生志に寄生して「立川雲水の番」という落語会をやっている。
先日の第2回「立川雲水の番」では、雲水が左翼村で憧れている松尾貴史が出て一席やったそうな。
高座を与えて左翼村へのパスポートを得ようってか。
世間で見つけた面白いこと、いちいちメモ録っていないので思い出すのに骨が折れました。
それで更新遅くなっちゃった。すみません。
