何の気なしに笑点を見ていた。
私はこの番組、多くの落語ファンのように馬鹿にはしていないし、たまにネタにもさせてもらっている。
だが地上波笑点は録画もしないし、毎週見ているわけではない。たまたま。
そうしたら、生放送で昇太師匠が重大発表とのこと。
芸術協会の会長就任の話題にしてはもったいぶってるなと思ったら、結婚の発表。
まったく想像してませんでした。
その後のバンキシャで、トランプ・金正恩の板門店電撃会談を押しのけてこのニュース。
独身キャラにそろそろご本人が飽きていたので、タイミング的にそのこともあったという話は、なんとなく腑に落ちてしまった。
夏目三久さんが、「大事なキャラがなくなってしまいますね」と言って昇太師に「ぼく独身キャラだけじゃないんですよ。他にもいろいろあって、こう見えても落語界で評価高いんですから」と返していたのは面白かった。
昇太師の新作落語には、不幸な夫婦生活を描いたものが結構ある。
代表作の「ストレスの海」もそう。
「オヤジの王国」なんていうのもあるね。
この先、作風はどうなるんでしょうか。
最近は昇太師は新作より、古典のイメージだ。
「芝浜」「厩火事」「文七元結」「子別れ」なんてやっちゃったりするのだろうか。
「堀の内」もいいな。
笑点では、「嫁来ない」ネタができなくなる。
この日の大喜利で、木久扇師が先代正蔵のモノマネで、「だからあんたのところには嫁が来ない」とやるかと思ったらやらなかった。避けたのでしょうか。
これからは新婚ネタになりそうだが、たぶん違う。
シャレのキツい落語界、「別れちまえ」で落とすと思う。
小遊三師が、「会長就任」「還暦」「結婚」で三冠王だって。
「春風亭柳昇襲名」もやっちゃえばいいのにと思った。
惣領弟子の昔昔亭桃太郎師は昇太師に柳昇を継がせたいようだが、さらに上に、柳橋門下つまり柳昇の弟弟子であった小柳枝師がいて、同じ意見ではないようだ。関係者じゃないからわからないけど。
どうやら、襲名はなさそうだ。
ちなみに私は、何の根拠もなく、昇太師の惣領弟子である昇々さんが真打昇進時に継いだらいいんじゃないかと思っている。
昇々さんはいい男なので人気があるが、まだ独身。
弟子の昇也さん。「弟子にナイショで師匠が結婚した。闇結婚だ(笑)」とツイート。
まあ、弟子には緘口令は利かないだろうな。
昇也さんは弟子の中でもっとも早く結婚したのだが、結婚式に昇太師は「友人代表」として出席したそうな。
昇太師の婚姻届には誰が署名したんだろう。
弟子の昇羊さんは、昇太師と文治師に署名してもらったと語っていた。
今度は師匠の婚姻届にサインしたのかなと思ったが、知らなかったらサインはできない。
毎日更新して3年弱になる当ブログ、明日のネタがなくてどうしようかと思っていたら、ちょうどいいニュースがあったので取り上げさせてもらいました。
しかし、結婚がニュースになる噺家っていうのも、この人ぐらいだね。