伊東に引くなら まっとうや
辞任は よいフロー
伊東のいちばん ア・ホ・や
今後は よい苦労
4・1・9・6
4・1・9・6
はっきり決めた 田久保は逃げた
伊東に引くならまっとうや
田久保は逃げた
今日は政治について熱く語ろう、などというのではなくて、ただ伊東市長の経歴詐称をネタに遊ぶだけです。
本日現在、会見をドタキャンしたというところ。
ちなみに、ハトヤソングは野坂昭如作詞、いずみたく作曲。すげえ。
偉大なCMソングに謝っておきます。
つまらん替え歌だけではなんなので、謎かけでも。
いやあ、伊東市長の経歴詐称事件盛り上がってますね。
東洋大学卒業って言ってたんですけど、本当は卒業してなくて、除籍だったという。
伊東市民もカンカンでしょうね。怒って真っ赤になってますね。
伊東は今、二つの意味で、湯気が沸いてますね。
東洋大学にも迷惑でしたね。
都営三田線で通ってる学生さんにも迷惑ですよね。
どのぐらい迷惑かって言いますとね。
はくさん迷惑だって。
でっちです。
入船亭扇遊師は、伊東高校を出てる。
それがどうしたかというと、どうもしない。ご出身は熱海。
鈴本中席(昼)の主任なんで、経歴詐称の件聴きに行ってこようかな。
山尾志桜里元議員の話も出そうな気がするが、候補者として選挙戦真っ最中だからないでしょう。
落語界といえば、実に珍しい経歴詐称の人がいる。
三遊亭小遊三師はちゃんと明治大学卒業してる。入門に行ったあと、遊三師が必ず卒業しなさいと言ったとか。
なのに当時大学出の噺家なんてという風潮が楽屋でも強かったので、中退だと詐称していたそうで。
その後明治のOBが会を世話してくれたりすることが増えて、嘘ついたままじゃ申しわけないとプロフィールを卒業に改めたという。
入門の際に、経歴を偽ることはあるようだ。
学歴なんか偽っても仕方ないのだが、「◯◯師匠のところへ入門をお願いに行った事実」を隠すことはしばしばあるようだ。
入門を依頼された師匠にしてみれば、隠し事はしないで欲しい。と言っても志願者の方は、隠さないと獲ってもらえないのではないかと思う。
難しいところである。
よその師匠に入門しに行って不首尾に終わったことを「前科」と称する師匠いなかったっけ?
笑福亭喬介師はアホぼんキャラで、松喬師の弟子であるのが実にしっくりくる人。
でも、当初は桂雀三郎師に弟子入り志願したのだという。
雀三郎師が断った(雀太師が入った後であったため)ため、志願歴ができてしまった。
松喬師が雀三郎師に手紙を書き、改めて獲ったってくれませんかと頼んだが、結局松喬師の弟子になったのだそうで。
そういえば小遊三師も、先に行ったのは三遊亭圓生のところ。
しばらく通いで話を噺を教わりに行っていたが、あるとき圓生から獲らないとお達しが出た。
師匠の命で、これをご本人に伝えたのが円丈。
その際、合わせて芸術協会の古典の師匠のところへ行ったらどうだとアドバイスをしたのだそうで。
この話は、円丈側からのみ語られており、小遊三師が語ることはない。
三遊亭白鳥師も、手当たり次第に入門を試みる志願者に苦言を呈していた。
なんでも、蜃気楼龍玉師に断られた後で、白鳥師に志願してきた人がいたそうな。そりゃどう考えてもムリだ。
断る師匠のほうも、断るのは相性の問題だけではない。このタイミングでは無理、ということは普通にある。
柳家さん喬師は、断る際に僕のところきたことは内緒にしていいよ。入門が叶ったら、稽古はつけてあげるからと行って帰してきたそうで。
その割に、末弟の小きちさん獲っちゃったのだが。
志願歴でなく、前職については隠すようなものでもない。
だが隠す人もいるらしい。
柳家我太楼師は相撲の床山出身だが、隠して入門したのだったはず。
隠しても、だんだんわかってくるらしい。
金田一だん平著「落語家見習い残酷物語」というトンデモな本がある。もうなかなか手には入るまい。
昔図書館で借りて読んだ。
著者は三遊亭圓窓にいったん入門し、辞めて今度は見習い歴を隠し、彦六の正蔵に入門する。
しかし最終的には師匠にバレてクビになる。同じ協会で、無茶な。
関わった人間全員をボロクソに書いた暴露本なのだが、書かれている全員が気の毒になるという、実に不思議な筆致の本であった。
うーん、ネタで始めたつもりだったのに、結局師弟関係に着地してしまいました。