いよいよ志ん生復活なのだろうか(違ったらごめんなさい)

少し前の、菊之丞師のポスト。

早朝寄席はいいですね。冬から復活だそうだ。
鈴本の昼席の前に二ツ目さんが出る。10時から、11時30分までだと思う。
当時の価格なら500円だが、深夜寄席と同様、値上げすると思う。
1時間半で千円なら、神田連雀亭昼席と同じだから高くはない。
前あった頃は、黒門亭の常連さんたちがよくハシゴしてたようである。私もしたことがあるが。

それよりも、「懐かしい名前の復活」とは?
世之介、小袁治、正朝といった師匠方のブログも、寄り合いには触れているものの何も書いていない。かえって緘口令の存在が想像される。
「金原亭馬好」の復活のことではないよな。
馬久さんが真打昇進で襲名するわけだが、別に古い名でもないし。
2026年春の真打、柳家小はぜさんが小三治を襲名するわけでもないと思う。これも実現したとして、懐かしくはない。

落語協会は、2026年春の真打の後、しばらく昇進はないはず。
この憶測は、二ツ目の序列と、入門年次により簡単に導ける。

真打昇進がなければ披露目はないかというと、そんなことはない。
たまに、襲名披露というものがある。
東京の噺家さんの襲名は、大部分が真打昇進時に併せて行われる。今回の「馬好」もしかり。
だが、ごく一部の人が、真打の披露目とは別個に襲名披露をする。
落語協会の場合だと、50日間(今は国立演芸場が休館中なので、必然的に45日間になる)披露目の興行をやるわけで、ビッグネームしかこれに耐えられない。
まあ、最近は小さめの襲名もあるけど。

しばらく真打昇進が開くので、襲名があるはず。
といって、隙間を埋めるためのどうでもいい襲名ではない。むしろ逆で、やがて来る襲名披露に合わせ、いかに真打昇進披露を割り振るかなのだと思う。
私は、3か月前に、次の襲名を予想した。
全部あるというわけではなくて、考えられるもの。

  • 三遊亭白鳥改メ三遊亭円丈
  • 柳家三三改メ談洲楼燕枝
  • 林家二楽改メ林家正楽
  • 翁家和助改メ翁家和楽 / 翁家小花改メ翁家小楽

色物さんについては、必ずあると思う。
ただ正楽襲名は、懐かしい名前の復活ではない。
太神楽は、寄席襲名披露をやった前例がない。でも人気の翁家社中(夫婦)はいずれあると思っている。
和楽と小楽が復活すれば、「懐かしい」に十分当てはまる。

ところで。懐かしい名前が噺家さんだとして。
やはりこれは、ポスト主の菊之丞師をおいて他にはないのでは? 以前から噂されている、古今亭志ん生である。
マスコミにも大きく取り上げてもらえるし、実にいいイベント。
実力はまったく問題ない。
そして反対する人も、いるとも思えない。志ん輔など恐るるに足らぬ。

なんで、披露目予想に私は志ん生襲名を挙げなかったのか?
あまりにも長いこと塩漬けされているので、全然リアリティが湧かなかったのだ。もっとも、菊之丞師が継ぐ可能性については、結構過去に書いてるのだけど。
例えば菊生師の圓菊襲名は、菊之丞師に配慮して早めに実現したものであろうと。

ちなみに、鈴本の早朝寄席復活は、志ん生復活と並ぶ鈴木会長の悲願であったはず。
比べるもんじゃなかろうが。
早朝寄席の復活がマスコミにより公表されているが、もっとでかい襲名については伏せざるを得なかったのではないかと思ってるのだが。

ぼやぼやしてると芸協さんで先に、「柳亭痴楽襲名披露」が行われてしまうのではないでしょうか。

ただの想像ですので、違ったらすみません。

(2025/9/5追記)

懐かしい名前の復活とは、2026春の真打昇進、柳家圭花改メ「華形家八百八」のことのようですね。
勝手に盛り上がって失礼しました。
まあ、それでも志ん生復活もあるでしょう。

 
 

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