月曜昼間の会を見つけた。お江戸両国亭。
「けんさん会」というのは「落語・講談・浪曲」の固定メンバーでやってる会のようだが、初めて認識した。
2回前までは梶原いろは亭でやっていたそうで。
小はぜ改め三代目柳家小はんの真打昇進(襲名)披露をやるという。
面白いじゃないか。
今年の落語協会新真打の寄席の披露目は、行かないかなあ。
芸協には行く。
この会、事務局の携帯電話しか予約方法がない。いいけど。
小はん師以外のメンバーはなじみが薄い。
わずかに浪曲の東家一太郎師匠は、一度しのばず寄席で聴いた。結構よく覚えている。
と思ったらそれは孝太郎師匠だった。ちっとも覚えてないじゃないか。
講談の宝井琴凌先生は知らない。わずかに襲名前の梅湯という名に記憶がある程度。
襲名すると、先代の名前ばっかり出てくるというのはあるある。
新・小はん師匠は幸い、当代の名前のほうが目立つようだ。
お江戸両国亭は盛況。
高座には釈台が乗っている。
| 真打昇進記念トーク | |
| 笹野名槍伝焼餅坂 | ようかん |
| 北斗の星三橋美智也 | 一太郎 |
| (仲入り) | |
| 東海白浪伝弁天小僧美人局 | 琴凌 |
| 明烏 | 小はん |
なんと披露目の口上なし。琴凌先生も、やらないと思って黒紋付持ってきてないらしい。
当事者も、口上しなきゃという意識はなかったみたい。
とはいえみんなで小はん師を盛り上げていて、披露目には違いない。
時間を30分オーバーし、2時間半のたっぷりな会でした。
冒頭はいつもやってる様子だが、トークから。
上手から、琴凌、小はん、一太郎。
一太郎師匠は袴姿だが、あとのふたりは着流し。全然気合入ってない。
上手の琴凌先生が仕切り役。
3人の会話を聴いていると、小はん師が琴凌先生をアニさんといい、琴凌先生が一太郎師をアニさんという。
そういう序列なのね。
今回は小はぜ改め小はん師匠の真打昇進の披露目でして。どうですか、小はんの名は慣れました?
まだ全然です。寄席では自分の名前言わないようにしてます。間違えるから。
「こは」まで一緒ですもんね。こは、まで行ったら「ぜ」が出ちゃいますよね。もう小はんって呼ばれるわけですよね。
それより、師匠って呼ばれますね。「師匠」って呼ばれて振り返ったら自分じゃなかったりして。
名前は重いですか。
まだ、慣れたら小はん(という名前)に悪いと思ってます。
まだ、先代をご存じの方も客席にいらっしゃるわけですからね。披露目はいかがですか。
昨日浅草の初日でした。
どのぐらいまで来たんですかね。
もう折り返しですね。鈴本から新宿と来て、このあと池袋があり、来月の5日には国立があります。
国立はどこでやるんですか。
深川江戸資料館ですね。
ではみなさん(客)も来月5日はぜひ。
披露目は大変ですか?
でも5人ですからね。
5人でやると、苦しさも5分の1みたいな?
どうでしょうね。
ひとりでずっとやる人は大変でしょうね。
アニさん(琴凌)みたいなね。
ぼくなんて、全然日数短いですから。
今日はじめて寄席行きませんでした。毎日行ってるんです。
毎日出番があるわけでは?
毎日ではなくて、主任が2日、それから高座だけあるのが2日。あとは休みですけど、寄席行って遊んでます。
今日はこの後まず前座のようかんさん。それから一太郎アニさん。そして仲入りのあと私琴凌。最後に小はん師匠が出ます。
あんまり大げさなのいやなんですよね。
主役ですから。
ようかんさんは一押しの前座さんでね。
というか、他に仕事できる前座がいないんですけど。
彼も二ツ目になったらいい名前が付くんですかね。
それは考えてます。乞うご期待。
一太郎アニさんも襲名しないんですか。
浪曲界はたくさん名前ありますけどね。
権利を持ってる人が面倒だとか。
もうみんないなくなっちゃってますけどね。つまり、権利を持っている人と、今ご存命の方のつながりももう亡くなっちゃってます。
じゃ、継ぎ放題。
そうなりますけど。まあ、浪曲界は真打制度がないからね。
今年の真打は全員名前変わるんでしたね。円丈、扇歌でしたっけ。
そうです。あと八百八とか。
八百八ってすごい名前ですよね。よく探してきたなと。
まあ、若手真打だった時分にシャレで名乗った名前ですよ。
(先代の)八百八はなにになったんですか。
馬楽です。結構大きい名前です。うちの師匠(はん治)が馬楽いい名前だなって言ってましたね。
じゃ、小はんさんが馬楽になってもいい。
なれましたね。
もう1回襲名して馬楽になったらいい。
そうですね。
15分ぐらいトークやっていた。
記憶ベースなので、思い出したらまた書きます。
この次に馬楽になったらなんて気楽に言ってるが、落語界において「襲名披露」のハードルは恐ろしく高い。
そもそも馬楽は蝶花楼なんで、今は名乗りにくいだろうね。