新宿末広亭6 その6(三笑亭夢丸「あたま山」)

テーブル掛けに覆われた釈台が出て、玉川太福(曲師みね子)。 太福師も芸協らくごまつりの話。 サイン専用の部屋を設けてもらって、そこに抜擢された。 ただ、両側が柳亭小痴楽、神田伯山。 遅れて行った太福師を尻目に、両方の列が … 続きを読む

新宿末広亭6 その5(笑福亭茶光「つる」)

仲入り休憩時、トイレ待ちも長蛇の列。 2階こそ開けてないが大盛況。 古い末広亭だが、椅子は新しくて座りごごちは圧倒的にいい。横浜にぎわい座並みにいい。 桟敷もいいが、椅子が本当に快適だ。 ここ、もっと来ないといけない。そ … 続きを読む

新宿末広亭6 その4(古今亭今輔「僕の彼女はくノ一」)

この席の色物はすごい。 寄席に来るなら色物を楽しまないと。 続いてコント青年団。このコンビも目当てである。 今回は、今まで見た舞台の中で最も政治色が薄く、しかしながら最も毒が強いネタ。これまたたまらん。 政治ネタは更迭の … 続きを読む

新宿末広亭6 その3(三遊亭円楽「うつけもの」と寄席のマナー)

出囃子、元禄花見踊りが鳴る。 円楽党交互は、この日は元王楽の七代目円楽師。他は兼好、萬橘といつものメンバー。 円楽党交互枠はすっかり定着しているのだが、なにしろ末広亭にあまり来ないもので、実際に遭遇するのは私は初めてだ。 … 続きを読む

新宿末広亭6 その2(柳亭小痴楽「転失気」省略の見事さ)

思い出したが、銀治さんの饅頭こわいでもって、「アン殺」がやたらウケて、拍手まで飛んでいた。 まったくわからない客層。 ちなみにここの普段の客の質は、寄席四場では一番いいと私は思ってるのだが。その割には池袋派だけど。 続い … 続きを読む

新宿末広亭6 その1(坂本頼光「一寸法師ちび助物語」)

25日、日曜日は家族から解放される。 これは夜出かけなければもったいない。 昼でよければ、昨日ちょっと触れた神奈川華高座などあったのだけども。 しかし日曜日夜の落語会、びっくりするほどやってない。 なら寄席。 鈴本の主任 … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席64(下・三遊亭らっ好「悋気の独楽」)

しん華さんのぞろぞろ、サゲ直前に床屋が「わらじがゾロゾロ出てきたように、私にもご利益を」と願っているのが丁寧。 なるほど、お稲荷さまはそのままの希望を叶えてくれたのだ。 シャレばっかり言ってる婆さんは、「わらじバカよね」 … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席64(中・桂しん華・前世の記憶と「ぞろぞろ」)

竹千代さんのマクラ、というか漫談であるが、実に見事な構成。 二つの「スネ」に関する別個の話を結びつけるのだから、これはかなり作り込んで、稽古もしないと出せないだろう。 漫談は作り込むと予定調和になってワクワク感が薄れたり … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席64(上・桂竹千代・スネ毛事件と令和の「桃太郎」)

今日はコーヒー豆を買いに出掛けるのが主。 明日から杉並区15%還元があるが、1日フライング。 キャッシュレス熟知してる私には、さしたる問題はない。 ついでがあると出掛けやすい。 神田連雀亭の公式ブログは、リンクしてるカレ … 続きを読む

横浜にぎわい寄席2(下・金原亭小馬生「大山詣り」)

春風亭昇々師の千両みかんの続き。 酷暑の中みかんを求めさまよう番頭さんは、主殺しのはりつけを恐れもうネジが外れてしまっている。 昇々師は、新作も古典もマンガ的造形が実に上手い。師匠譲り。 この噺、人の記憶に基づく磔刑の様 … 続きを読む