落語のマナー「ヨセしぐさ」とは(芸人編)

落語のマナー、「ヨセしぐさ」を学んでいただく第二弾です。第一弾はこちら。 ヨセしぐさは江戸時代から連綿と続いているマナー体系です。 しかし笑止千万なことに、一部から「捏造した歴史」だなどと誹謗中傷を受けております。とんで… 続きを読む 落語のマナー「ヨセしぐさ」とは(芸人編)

噺家と素数蝉

「師匠、おはようございます。蝉丸が参りました」 「おお、蝉丸。でかしたな」 「ええ、不肖眠々亭蝉丸、文化庁芸術祭大賞受賞と相成りました。これも師匠のご指導のおかげと心得ます」 「また大仰だな。とにかく大賞獲ったんだから大… 続きを読む 噺家と素数蝉

ホリエ○ンの新呼称を考える

「こんちはご隠居さん、忙しいですか」 「おや八っつぁん。ちょっと考えごとをしてたんだがちょうどよかった。お前さんの意見を聞かせておくれ。まあお上がり」 「考えごとね。やっぱり小林麻耶はバイデンを批判したから消されたのかっ… 続きを読む ホリエ○ンの新呼称を考える

落語のマナー「ヨセしぐさ」とは

落語の寄席とは、戦争のない平和な江戸時代に生まれた文化です。 そこには通な常連たちが築き上げた、よりよく楽しむルールのようなものがありました。 その基本は思いやりの心を持って、みんなが楽しく、争い事を少なくし、演者に対す… 続きを読む 落語のマナー「ヨセしぐさ」とは

蚊問答

「ご隠居さんいますか」 「おや八っつぁんじゃないか、お上がり。しばらく鼻の頭見せなかったな」 「そうすね。なにせたまの小噺のときしか出番がねえもんでね」 「そうか、今日は小噺か。新作落語の執筆は全然進まないけども、とりあ… 続きを読む 蚊問答

やかん先生と八っつぁんの陰謀根問

定期購読 「先生、こんちは」 「おお、よく来たな記者。上がれ記者」 「あら、アタシが来るといつも愚者、愚者っていうのにね。今日は記者」 「お前記者だったろう」 「そらどうも。アタシも肩書で呼んでもらえるとちったあ格が上が… 続きを読む やかん先生と八っつぁんの陰謀根問

自作新作落語「なぞかけ神さま」

「ごめんください・・・ああよかった。いらっしゃいましたね、神さま」 「これはこれは、遠いところまでよく来てくださいましたな、疫病神さま。ちまたではあまり歓迎される神さまではないかもしれませんが、わしは来てくださって嬉しい… 続きを読む 自作新作落語「なぞかけ神さま」

ドキュメンタリー新作小噺「落語作家への道」

「おとっつぁん、最近落語は書いてるの?」 「なんだ、落語好きが高じて親父をおとっつぁんと呼ぶ息子。落語は書いてるぞ一応。でもちょっとここに来て、執筆意欲がちょっとな。なにしろ、この間ブログで出した自信作の反応がゼロでな」… 続きを読む ドキュメンタリー新作小噺「落語作家への道」

自作新作落語「バーチャルご先祖」

バーチャルリアリティ全盛の時代だそうでして。縮めてVRなんて言いますね。 人が体験できるのは、生身の肉体を通した現実だけではなくなりました。現実世界と違う、仮想空間で遊ぶ人も増えました。 人付き合いも、現実でのものより、… 続きを読む 自作新作落語「バーチャルご先祖」