2018落語協会新作台本募集のその後

落語協会新作落語台本募集の選考はどうなっているのだろう。例年だと、9月25日頃には、「世之介のそばにおいでよ」「時蔵のこんな話あんな話」のどちらかのブログに詳細が載る。10月になってしまったのに、いまだにどちらにも何も書… 続きを読む 2018落語協会新作台本募集のその後

新作落語台本募集2018

落語協会では毎年、新作落語台本を募集している。6月末が締切だった。 私も今回、2本書いて応募しました。 6月半ばに1本書き上げて協会に送ったのだが、その後もう1本分のアイディアをなぜか思いつき、1週間強で作り上げて、締切… 続きを読む 新作落語台本募集2018

小噺「蟹工船」

「お父っつぁん、ただいま」 「おう、落語好きが高じて父をお父っつぁんと呼ぶ小学生の息子、お帰り」 「今日学校で、『蟹工船』ってえのをね、教わってきたんだよ。お父っつぁんは『蟹工船』って知ってるかい?」 「知ってるかあ、だ… 続きを読む 小噺「蟹工船」

小噺「懲役ごっこ」のマクラに替えて

《小噺その1》 小児は白き糸のごとしなんてことを申しまして。遊び方ひとつにしても、住んでるところでずいぶん影響を受けます。学校のそばでは学校ごっこ、お寺のそばでは弔いごっこ、刑務所のそばでは懲役ごっこ。そして、寄席のそば… 続きを読む 小噺「懲役ごっこ」のマクラに替えて

校長先生のマクラ

マクラには大きく分けて、噺家さん自身のことを話す部分と、掛ける噺のフリになっている部分とがある。 前者はもちろん、後者も通常はカブらない。噺がつかないようにネタ帳で管理していれば、噺の付属品たるマクラがつくことはない。 … 続きを読む 校長先生のマクラ