自作新作落語「なぞかけ神さま」
「ごめんください・・・ああよかった。いらっしゃいましたね、神さま」 「これはこれは、遠いところまでよく来てくださいましたな、疫病神さま。ちまたではあまり歓迎される神さまではないかもしれませんが、わしは来てくださって嬉しい … 続きを読む
「ごめんください・・・ああよかった。いらっしゃいましたね、神さま」 「これはこれは、遠いところまでよく来てくださいましたな、疫病神さま。ちまたではあまり歓迎される神さまではないかもしれませんが、わしは来てくださって嬉しい … 続きを読む
「おとっつぁん、最近落語は書いてるの?」 「なんだ、落語好きが高じて親父をおとっつぁんと呼ぶ息子。落語は書いてるぞ一応。でもちょっとここに来て、執筆意欲がちょっとな。なにしろ、この間ブログで出した自信作の反応がゼロでな」 … 続きを読む
バーチャルリアリティ全盛の時代だそうでして。縮めてVRなんて言いますね。 人が体験できるのは、生身の肉体を通した現実だけではなくなりました。現実世界と違う、仮想空間で遊ぶ人も増えました。 人付き合いも、現実でのものより、 … 続きを読む
例年だと9月中に発表される、落語協会新作台本の予選通過、なんと10月10日にようやく発表だった。 コンクールの情報を求める方が、連日10件くらい検索で私のブログに起こしになった。 応募のため落語を初めて書いた私も、一抹の … 続きを読む
落語協会新作落語台本募集の選考はどうなっているのだろう。例年だと、9月25日頃には、「世之介のそばにおいでよ」「時蔵のこんな話あんな話」のどちらかのブログに詳細が載る。10月になってしまったのに、いまだにどちらにも何も書 … 続きを読む
昔と違って、あまり物を持たない社会になってきました。 落語のCDも買わないで、図書館で借りてパソコンに保存したりなんかして。あ、これは昔から皆さんやってますけどね。恵まれない噺家のためにもCDは買ってください。 買わなく … 続きを読む
落語協会では毎年、新作落語台本を募集している。6月末が締切だった。 私も今回、2本書いて応募しました。 6月半ばに1本書き上げて協会に送ったのだが、その後もう1本分のアイディアをなぜか思いつき、1週間強で作り上げて、締切 … 続きを読む
「ご隠居さんいますか」 「おう、よく来たな。まあまあお上がり。今日はどうした」 「ご隠居は、なにかの通ですかい」 「藪から棒だな。まあ、自分ではさほどでもないが、人さまからは『ご隠居、通ですね』なんていわれてるがな」 「 … 続きを読む