なぜか聴けた大阪のラジオや今年のNHK新人落語大賞など

金曜の朝、例によって一之輔師のラジオ「あなたとハッピー」を聴こうと思ったら、radikoの所在地設定がなぜか大阪になっている。
うちは東京なんですが。
寝過ごしてすでに番組始まっていたこともあり、せっかくなので桂吉弥師の番組を聴いている。
朝から小便器と立ちションの話をしている。さすが大阪。
たまにこんなことがある。先日は所在地が青森になっていたし。
千葉や神奈川、埼玉と表示されることなら、もうしょっちゅう。関東の場合、なんら実害はない。

radiko恐るべし。カネを払わないと、東京のラジオも聴けないことがあるのだ。
まあ、11月か12月には、再度プレミアムに加入しようか。月385円。
MBSの年末年始特番を聴き、そして3月のABC「上方落語をきく会」を聴いてから、また抜けるのもいい。

番組でひとつ、吉弥師からノンフィクション小噺を聴いた。
吉弥師の、オチケンの先輩が、桂九雀師に似ている人だった。
この人がある落語会で、ホンモノの九雀師に挨拶する。
「私師匠に似てるてよく言われてまして」
九雀師が返す。
「ああ、私もあなたに似てるて言われてます」

九雀師、先月亀戸で落語会があり、行こうかと思った。ゲストが春風亭一花さんなのもよくて。
先月は立て続けだったのでやめましたが。

そろそろNHK新人落語大賞の時季だ。収録は10月31日。
観覧希望出したのだけど、外れました。
出演者は、以下の6名。

  • 桂源太
  • 桂天吾
  • 三遊亭わん丈
  • 立川吉笑
  • 露の紫
  • 林家つる子

桂源太さんは、昨年優勝者の箝口令を破ろうとした桂雀太師の弟子である。
弟子にはなんの恨みもないが、優勝したら師匠はまた大騒ぎするんじゃなかろうか。やめてください。
雀太師は、噺家である行政書士として、いろいろお呼ばれしているようである。
先日も横浜崎陽軒や、東京で講演があるのを東京かわら版で見た。昨年大騒ぎしてなかったら応援したいところだが。

桂天吾さんは、今年年季が明けたばかりらしい。
南天師の弟子なので、上方落語協会員ではない。
関学オチケンにおける、源太さんの後輩。
関学オチケンOBは東京にも、春風亭昇々、三遊亭歌彦といる。東西で他にもいるかもしれない。

わん丈、紫、つる子といった人は大会の常連。
だがここに、別のステージからのイメージで殴り込みを掛けるのが立川吉笑さん。今まで予選に出ていたのかどうか?
もういつでも、本人次第で真打になれるようなポジションらしい。最後に戴冠しようと思ったものか。そういう人もいます。
この人は間違いなく新作。
なんとなくだが、今年2回聴いた「ぷるぷる」を仕上げてきそうな気がする。
ぷるぷるは既存の落語のステージを超えそうで、さりながらちゃんと収まっているという、
そういう落語が一番強いのだ。NHKを獲るイメージ満載。
ただ、例によって点数付けながらオンエアを観る私、本当にこれが出たら審査に困る。
知っている噺は客観的な審査が難しい。客観的に審査しようと意識しすぎて下げてしまうこともある。

つる子さんなど、「ちょっとおもしろ落語」を掛けているが、あれだと突き抜けて戴冠するイメージがなくて。
紫さんも、2019年の大会で出したような新作のほうが突き抜けやすいのでは。あれは私の採点では、桂二葉さんより早い優勝でした。

いつものように落語のネタ探しをしていると、鹿児島のローカルニュースがひとつ引っ掛かる。

園児に落語の楽しさを 三遊亭歌実(リンク切れ)

おお、どうしてるのか気になっている、歌実さん。
元天歌さんの弟弟子であり、現在唯一の圓歌門下。

いろいろツッコミどころのあるニュース。

  • 子供たちが「なんと」落語を聴いている
  • 師匠の名前(襲名前)が間違っている
  • 「舞台」に上がっている(高座のほうがいい)
  • 鹿児島県警にいたことはカット

「圓歌」という名を一切出さないのは、地元の英雄に対する忖度であろう。
それはこの際いいとして、「歌之助」じゃない。歌之介である。
地元で、最も売れてる時代の名を間違えられるとは英雄も堕ちたものである。

噺家さんのマクラを聴くと、幼稚園児に落語を聴かせる機会はざらにあるようだ。
鹿児島では「なんと」らしい。いいけどさ。

しかし、最大のツッコミどころは、冒頭。
歌実さん、寿限無の言い立てで「海砂利水魚の水行末風来末風来末」と間違って風来末を二度言ってしまっている。
きっとここだけ間違えたのだと思うが、それが切り取られてしまった。さぞ屈辱であろう。
落語に詳しい人がいればそうはならなかった。

(追記)
人の間違いを指摘している記事でもって、私も「風来松」って書いてるじゃないか。
歌実さんすみません。切腹します。

(さらに追記)
NHKについて、収録日でなく放映日を書いておりました。ご指摘ありがとうございます。

作成者: でっち定吉

落語好きのライターです。 ご連絡の際は、ツイッターからメッセージをお願いいたします。 https://twitter.com/detchi_sada 落語関係の仕事もお受けします。

2件のコメント

  1. NHK新人落語大賞は放送が11月23日と聞きました。吉笑さんは二つ目に成り立てのころしか知らないのですが、今どうなっているのか興味があります。

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