上野広小路亭しのばず寄席5　その1（笑点と不倫とプロローグ）

昨日日曜は、笑点新メンバー発表の直前の週。
放送後、私の笑点メンバー予想にどっと来客がありました。
ただ、他にも最新記事がどんどん出るので現在順位が下がったけど。
新メンバーは「人気落語家」だとアナウンスされているので、「一龍斎貞鏡」という穴予想はすでに外れてます。

そして夜中になったら、「桂雀々不倫疑惑」が報じられている。
まあ、なんといいますか。
雀々師、意外と全国区でネームバリューあるんだなと思ったのが最初。よく考えれば笑点にも呼ばれてたし。
私は最近スカッと系の仕事で、浮気男やモラハラ男をやっつけるストーリーを作り上げているため、もはや生理的なレベルでもって、浮気される女性の味方です。
今度、浮気を辞めずDVを繰り返す噺家を、おかみさんと弟子がこらしめるストーリーでも作ってみようか。
それより先に考えたのは、ジジイ客にセクハラされる女流落語家がジジイを退治するストーリーのほう。
男性の皆さんはこんなの興味ないかもしれないが、スカッと系は意外と男性にもウケます。だからそんな縁があって仕事してるわけで。

さて1月は葬儀があったりして、外出は控えめだった。
もともと8日に道楽亭で、春風亭鯉枝・古今亭駒治二人会というすごい会があった。予約してたのだが行けなかった。
鈴本の下席夜が駒治師で、これも結局行けず。月曜は休みのため、昨日が千秋楽。
まあ、落語は次から次にある。ガッカリすることもない。
ちなみに2月11日にざま昼席落語会（むかし家今松・橘家圓太郎二人会）に遠征するつもりでいたが、これにも行けない。

今日30日は、池袋昼席が弁財亭和泉師の主任の千秋楽。私の好きな柳家花いちさんが、トリはまだ取れなかったがクイツキに入っていて、これに行こうかとも思った。
だが池袋下席昼、500円値上げしてから行っていない。シブチンな私。
値上げについて、苦情は一切ありません。
またしても上野広小路亭のしのばず寄席へ。そして主任は三遊亭好楽師。
前日までの電話予約で1,500円。なんて安いんだろう。
なのに、持ち時間はたっぷり。安い、上手い、長いの3拍子揃ったしのばず寄席。

持ちネタの多い好楽師だが、1周廻って最近ことごとく演目がカブるようになった。
だが、ミスターうろ覚え（敬意を払っているのです）の好楽師、カブりがまったく気にならない。絶対に前のと違うんだもの。
なかなかこんな人はいないものです。噺をセリフで覚えている人にはできない芸当。

今日の顔付け。当初は演目空白だが、埋めて使いますので。
最近、寄席の続き物の1日目を、プロローグのみで終えてしまうパターンを続けている。

10月31日に行って間もないしのばず寄席、今回もなかなかの顔付け。
その際に玉川太福師は「全国を回れるメンバーだ」と語っていたが、今回も負けていない。
協会・団体をまたがって選抜された精鋭。落語協会だけは鈴本を抱える地理的要因により除外。
東家孝太郎師は日本浪曲協会。

特に「ナオユキ」が期待。ダメ人間のブルースを聴いて元気になろう。
前座も通常、名前を出して顔付けされるのがしのばず寄席の特徴だが、1月は「前座」となっている。これはお楽しみで。
二ツ目相当の桂優々さんは、雀々師の弟子。報道に触れないわけには行くまいな。
特に詳しく説明することもないだろうけど。

Ａ太郎師は、昨日TVKで放映された浅草お茶の間寄席で、またしても撮影会を実施していた。
私が年末に遭遇した高座がもうオンエアされたのかと思ったらそうでなく、それより前の高座。毎回こんなことしてるんだな。
広小路亭でもやるのかしら。
「撮らない人は意地でも撮らないんですね！」とか言ってるんだけど、スマホを電源オンにしてないと写真撮れないよ。
いつも電源を落としている、神経細やかな客の配慮をなんと思ってるのかね。

続きます。