更新サボりがちである。
メディアの落語、ほとんど聴かなくなっちゃったのもある。いずれ習慣が復活するだろうと思っていたら、復活しない。
でも広告収入は落ちてないし、ひと記事のアクセスは増えている。こうなるとサボりが固定化してくる。
そんな中でも、現場には行く。行くとネタになる。
連休中もいくつか検討したのだが、結局三連休明けの火曜日・亀戸へ。主任は兼好師。
| 子ほめ | げんき |
| お富さん(七段目改作) | 萬次郎 |
| 徳ちゃん | ぽん太 |
| (仲入り) | |
| 堀の内 | 好二郎 |
| 動物園 | 兼太郎 |
| 替り目(通し) | 兼好 |
後ろも開けて大盛況。ほぼ満席。
前座はげんきさん。
マイクが切られているので、今日も大きな声で張り切って。
「ただの酒飲ませろー」と子ほめへ。
二つほど、自分で作ったらしいクスグリに爆笑。
お前さん、人と久々に会ったらなんて言う?
まだ生きててやがったか。この野郎。
正気かい?
正気かいにやられた。
この前にもうひとつ、さらに楽しいのがあったんだが、なんだったかな?
隠居に顔が黒くなった世辞と、奥の手を教わって辞去する八っつぁん。
黒い男を探していたら伊勢屋の番頭さん発見。
だが番頭さんとは久々ではなく、毎日顔を合わせている。なにしろ番頭さん、向かいの住人なのだった。
前座噺のクスグリを、「俺が古典に魂を吹き込んでやるぜ」とばかりに工夫して頑張っちゃう前座は多いが、だいたい見るも無惨。
自己のオリジナリティをアピールしたいのが客に見透かされるからだと私は思う。
いっぽう、昔からやってるふうにオリジナルクスグリを語ると、この危険はない。
これ、師匠の影響も感じるのだが、むしろ好楽イズムではないかと私は思う。
番頭さん、ほんとは40なので厄そこそこでは喜ばないが、八っつぁんひっぱたいて行かないのが今ふうで好き。
ここまで十二分の高座だったが、ここから少々迷走。
大人はダメなのでタケのとこの子供ほめに行こう。
あれ、でも隠居に子供のほめ方教わってないけど?
でもこの時点では、面白い工夫だな、赤ん坊をいきなりトシでもってほめるんだろうと。
ところが、「洗濯は二晩で乾くかな」とかやってる。だから教わってないって。
「ジャワスマトラは…」あたりで気づいたっぽい。
思うに、「赤ん坊のほめ方教わらない子ほめ」に挑んだのではないかと。「亡くなったおじいさんに似て」とかのないところにうかがえる。
げんきさん好きなんでひいき目かもしれないが。
だが、ほめ方教わってない子ほめだというのを失念したのではないかと。
でも大丈夫。みんなそんな失敗よくしてるし。
面白かった。
続いて三遊亭萬次郎さん。先代円楽最後の弟子である。前座時代は楽太。
二ツ目昇進後は二度目の遭遇。
今日は袴姿。
兼好一門会へようこそ。今前座のげんきさんで、このあとぽん太さん、好二郎さんに兼太郎さん。そしてお目当て。
完全アウェイです。
改めまして、亭号が三遊亭、名前が萬次郎、ミドルネームがジョンと申します。
…真ん中の列だけ、参加してくださってますね。
池之端しのぶ亭でも思ったのだが、好楽一門は最近円楽党内の最大多数にして、党内派閥になってる気もする。
当代円楽師はバランス取ろうと好楽一門以外を呼んで動画撮ったりしてるが。
年男です。24になります。
私芝居が好きで。
でも芝居はのめり込まないほうがいいらしいですよ。
結婚しても芝居に夢中になってると、「あたしと芝居どっちが大事なの?」ということになります。
その結果離婚します。仕方ないんです。りえんといいまして。
今度は参加してくださる方が増えました。
市川染五郎さんのファンクラブに入りました。
母に報告したら、それよりあんた、自分のファン増やしたほうがいいんじゃないのって言われました。
七段目へ。
実は七段目ではなく、定吉と遊ぶ芝居の部分をお富与三郎に替えた一席。
ボードには「お富さん」と書いてあった。
でもまあ、七段目でしょう。
よく聴く七段目より、劇中芝居の数が多い。
ずいぶん勉強してるのですな。
そして若旦那、二階で興が乗って宙吊りの稽古してる。
芝居のいいところで鳴り物入れたいのだが、
「先日お囃子のお師匠さんが亀戸から両国に引っ越しちゃって。今日は鳴らない」
以前は亀戸もお囃子さんがいたのだが、3年ぐらい前からなくなった。
芝居噺を強化していくのでしょうか? 楽しみです。