あかね噺アニメを観る(第2席)

あかね噺の2席(2話)め。
ゆっくり観ようと思ってたら、Tverでは配信期間が月曜までだったので慌てて。
女子高生のあかねちゃんは毛先がピンクだったのだな。アニメで初めて知った。

冒頭、師匠志ぐまを尾ける弟子のぐりこ。Tシャツには「粗忽」と書いてある。
場面が替わって、前日のらくご喫茶でのぐりこの高座。
あれ、これなんの噺だろう。サゲが「ほんのコツだけ教えてくれや」。
珍品であっても、そうそうわからないことないんだけど。わからないや。架空?
らくご喫茶(現実世界ではらくごカフェ)の天井は、アニメのとおり手ぬぐいがたくさん貼られている。

師匠がギャルと付き合ってると聞いて、カラオケボックスまで忍び込むぐりこ。
ぐりこがボックスの中に倒れこむシーンは、「棒鱈」リスペクトだといいのだけど。
ところで、どうでもいいけど日本において「押し戸」なんてそうそうないよね?

小学生にさかのぼってのあかねの嘆き。破門されたおっとうの落語が好きだったのに。
でもおっとうが就職して稼ぐようになったので、みんな喜んでて、あかねだけ残念がってて。

ただ残念なことに父・志ん太、落語が上手いシーンは出てきてない。芝浜の本編で一瞬おうっと思わせただけ。
ここのズレがねえ。
破門されてなかったら立派になったはず、という大前提が欠けたままなのがなんとも。
だからおっとうの落語が好きでも、それはあかね自身が本当に父の実力を評価できているわけではないのだ。
ちなみに二ツ目の噺家さん、今はたくさん仕事があるので本業でわりと食えているようだ。

らくご喫茶でデビューするあかね。らくご喫茶の席亭、吉野さんから電話があったという。
でもよく考えればおかしい。
現実のらくごカフェは貸席だけなので、ハコの側が代演を探すようなもんではない。まあいいけど。
そして、マンガの際も思ったのだが、「あかね」というメクリを突然書いてくれる人など、どこにもいない。
たまに、噺家で寄席文字の真似事ができる人はいて、前座さんのデビュー時に書いてくれたりしてくれるみたい。

演目は饅頭こわい。
表記はまんじゅうこわいでも、饅頭怖いでもいいですけど。
有名な演目だが、前座からはそれほど聴きません。やっちゃダメって噺でもないと思うが。

らくご喫茶の外、独演会をやるはずの阿良川魁生が歩いている。
あれ、「神保町」の交差点だ!
じゃ、浅草じゃないじゃん。なんなんだ第1席の雷門のカットは。
そしてなんでこの人、重い荷物抱えて階段昇ってるんだろ?

一席終えて、あかねちゃん。高座返しもして立派。
でも、メクリ替えてない。なので、スタッフが替えている。
たまに粗忽な人が替え忘れて、違うメクリのまま上がることがある。らくごカフェでも観た。
らくごカフェの袖の狭い楽屋は、入ったことなどない。ああ、こうなってるのかあとちょっと喜んだりして。
高座と同じ高さかと思っていたら、地面と同じで、高座側に段がある。

魁生は2年で二ツ目になった、とぐりこ。
だからさ、今二ツ目抜擢なんてないって。昭和元禄落語心中でもこんなのあったけど。
阿良川流のモデルの立川流だって、吉笑師を早く上げちゃって非難されたそうで。今はない。

袖で勉強させてもらうのは、噺家の作法である。
基本的には、個別の許可をもらわない限りは客席で聴いてはいけない。

魁生は「稽古屋」。
鳴り物の入る上方ではメジャーだけども、東京ではそれほどやらない。
馬生師やこみち師などで聴いたことがある程度だ。

阿良川一生は、現在の年功序列の仕組みに一石を投じるんだそうだ。
だから、これも大きな勘違いでね。
そのマンガの監修を、年功序列真打のひとり林家木久彦師がやってるという皮肉。

いろいろ思って川の土手を走るあかね。神保町付近にでかい川はないぞ。

エンディングテーマだと思っていた曲は、この会からオープニング。
そして桑田さんの違う歌がエンディングについてる。
「饅頭こわい」が歌詞に入っているという。なんのこっちゃよくわからんが。

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