今日も撮って出しです。
なんと。夜席の仲入り休憩時にアップします。
つまり寄席で書いた。
寄席四場もまんべんなく行こうと思いつつ、結局いつも池袋だ。特に国立が休席してからは勢いが加速している。
そして三三師に「池袋にひとりで来てる、友達のいない人」「自分では普通の落語好きだと思ってる、楽屋から見たら十分マニアの人」って言われるわけだ。
鈴本の運営の見事さ、新宿の包み込んでくれるような椅子もそれぞれ捨てがたいが、池袋のよさは番組にある。
浅草は? …あったかなあ。
今日は芸術協会の番組。
昼席が雷門小助六師。夜席が柳亭小痴楽師。
現在の芸協を代表する若手真打の両名である。いい番組。
昼席後半から通しで聴くことにする。
池袋は、一番よく来るのに東京かわら版割引がないのがネック。
割引券を探したら、小助六師のがあった。3,000円が2,500円だからずいぶん安い。
なんでもここ池袋でもって、与那国の着物着てきたら「着物割引」が使えなかったという人がいて、ちょっと物議をかもしているらしい。
その是非については私にも意見(世間と、池袋とそれぞれに)はあるが、それはさておき。
着物着て来なくても、こうやって500円引きなんですよ。
祝日なので代演多め。
新真打で主任の弟弟子、雷門五郎師に替わり、瀧川鯉橋師(新宿に出てる)。
ヒザ前は三笑亭夢丸師なので、小助六師がXでもって「なかよしおじさんズ集合」だって。
夜席の仲入りは瀧川鯉八師に替わり、桂伸衛門師。
昼夜通しなので、たっぷり食べて突撃。
こういうときは、演芸場の店子の東京油組で、W盛り。
と思ったら、長蛇の列。
そこまでして食うもんでもない。
近所のラーメン食べたら、まずかった。
| (昼席仲入り後) | |
| 顔寸 | 助六 |
| 弥七 | |
| ふぐ鍋 | 鯉橋 |
| 悋気の独楽 | 夢丸 |
| 正二郎 | |
| 酒屋倉の怪 | 小助六 |
| (以下夜席) | |
| 動物園 | 愛昇 |
| だくだく | 蝶の治 |
| 喜之輔 | |
| 調査中 | 信楽 |
| 調査中 | 昇々 |
| おせつときょうた | |
| 私小説落語〜月の光編〜 | 羽光 |
| 笠碁 | 伸衛門 |
| (仲入り) | |
| オキシジェン | |
| 遊子 | |
| 昇也 | |
| マグナム小林 | |
| 小痴楽 |
意外と早く食べ終わったので、予定早めて仲入りから。
主任の師匠、雷門助六師。
重鎮の助六師、弟子のおかげで出番増えてるんじゃなかろうか。
ニコニコと登場。
ただいまは講談の鯉栄さんで。
講談では釈台という机を使いますね。なんで釈台かって言いますと、講釈だからです。
落語のほうでは使いません。使ったららくだいになっちゃう。
芸歴61年です。やんなっちゃったね。
でもあたしなんて、落語界ではまだ若手ですよ。
…なにかご不満でも?
助六師、元祖ツンデレかもしれない。
なんか喋って、客の架空の反応に従って、不機嫌になるという。
歳はもうすぐ80です。
私は歳考えないことにしてたの。でも、歳のほうが勝手にくれるもんで。
私、くれるもんはもらうんです。
そしたら毎年くれるの。
昔の師匠に多かった総入れ歯の話。これがほんとのはなしかだ。
最前列のお客が寝てるのを見て、「一席やりますけど、静かにやります。皆さんは笑ってください」。
好き勝手ぱあぱあ喋って、小噺の「顔寸」をやっていく。
踊りはなし。
もう空気がいろいろ違っていて、ステキ。
曲独楽のやなぎ弥七先生は初めて。
本来は「できたくん」先生の出番なんですけど。楽しみに来られた方は申しわけありません。
できたくん先生なら、時間一杯発泡スチロール切り抜きますけど、私の方はそんなに見せるものがありません。
なので今、ゆっくり喋ってます。
引きの話芸が達者で、いっぺんにファンになりました。
前座さんに手伝ってもらっての綱渡りも、「あんまりやらないんです。苦手だから」。
瀧川鯉橋師は手短に「代演でございまして」。
私も50半ばですが、前座さんとか若い人とは感覚がもう違いまして。
と、「来年の干支がどう決まるか知らなかった」人の話。
若い人にしてるけど、これ、兄弟子鯉太のエピソードとして有名なやつですが。
ふぐ鍋だったが、ここで満腹中枢が刺激され、値落ちしてしまう。
くそ、まずいラーメンの分際で、フグに対抗するとは。
あまり見ない演出があった気がするのだが。
続きます。