宝塚も落語界も「支配関係」で維持しているうちはダメである

桂しん華さんは、宝塚音楽学校に落ちて落語界にやってきたという。 いやあ、落ちてよかったね本当に。 あの心優しい、ポワンとしたお姉さんがしごきに満ちた女の園でやっていけたとは思わない。 だが落語界にやってきて、うっかり女の… 続きを読む 宝塚も落語界も「支配関係」で維持しているうちはダメである

弟子を非難する志らくを擁護するのはダブスタである

立川志らく 談春とのトークショー見にこない弟子になぜ?「その感覚じゃあ絶対に売れない」嘆息と怒り(リンク切れ スポニチのオリジナルはこちら)   やたら期待する人の多い、「立川流の困った人たち」です。 ニュース… 続きを読む 弟子を非難する志らくを擁護するのはダブスタである

訃報・古今亭志ん橋 預かり弟子を4人育てた師匠が生え抜き弟子昇進を前に

古今亭志ん橋師が亡くなった。合掌。 追悼記事を書けるほど、志ん橋師を数多く聴いていたわけではない。 なので師の落語そのものについてではなく、師弟関係を少々。 8日に亡くなった志ん橋師は、弟子が7人。 そこそこ多いのだが、… 続きを読む 訃報・古今亭志ん橋 預かり弟子を4人育てた師匠が生え抜き弟子昇進を前に

落語協会2024年秋の新真打

「落語協会2023年秋の新真打」という記事がやたらと検索でヒットしている。ちょうど披露目の真っ最中というのもあって。 しかし自分で認めるが、この記事にはまるで内容がない。めでたさも皆無。 こんなのまでヒットしなくてもいい… 続きを読む 落語協会2024年秋の新真打

カメイドクロック落語会5(下・三遊亭好二郎「徂徠豆腐」またしてもマイク切れるの巻)

第一部開始直後、パーテーションがないため、舞台の上手袖からふらっと入り込んでくる男がいる。 立ち止まって会場を見まわし、またフラッと出ていった。好二郎さんマクラを中断し、いらっしゃいませ、どうぞ席へと声を掛けてるのだが、… 続きを読む カメイドクロック落語会5(下・三遊亭好二郎「徂徠豆腐」またしてもマイク切れるの巻)

浅草専用芸人になった当代三遊亭圓歌

元天歌の吉原馬雀さんは香盤が下がり、後輩である林家なな子さんの下になったものの、無事復帰した。 下がるのは当然という感想も、おかしいという意見もあるでしょう。 香盤下げること自体がパワハラの一貫だという見解だってありそう… 続きを読む 浅草専用芸人になった当代三遊亭圓歌

吉原馬雀(元・三遊亭天歌)いまだ落語協会の香盤に復活せず

活動を開始した吉原馬雀こと、元・三遊亭天歌さん。 二ツ目さんは、新たな師匠に再入門できれば、キャリアはつながるものである。そして、金原亭の吉原朝馬師に入門がかなった。 かれこれ1年半ほど活動を休止していたのだが、こうなる… 続きを読む 吉原馬雀(元・三遊亭天歌)いまだ落語協会の香盤に復活せず

古今亭佑輔Vs.金原亭杏寿 どちらの育成が正解か

「落語のおもしろ要素を解析してみる」という続き物を始めた。 「上」は午後5時に出したわりにずいぶん好調だったが、いきなり「中」でアクセス低下。 月始めから広告収入も急落でトホホである。上中下に分けるとこういうことがある。… 続きを読む 古今亭佑輔Vs.金原亭杏寿 どちらの育成が正解か

「厳しい修業で立派な噺家になれる」・・・再生産され続けるフィクションを糾弾する

3日間、協会内二ツ目フリーを認めたほうがいいと熱く書きまくって、疲れちゃった。 こんなの書いて、どこに響くかはわからない。 でも、アクセスの多い記事を書き続けてれば、世の中だんだん変わる。最近そう確信するようになった。 … 続きを読む 「厳しい修業で立派な噺家になれる」・・・再生産され続けるフィクションを糾弾する

パワハラ防止策よりも「協会内フリー」を認めるほうが得策(下)

パワハラは、世の中全体の生産性損失。 それをわかってあえて言う。落語協会にパワハラ相談窓口を作ったところで、使われることはまずなさそう。 協会も、対外的イメージを維持する上で、あえて「窓口作りましたよ。もう安心ですよ」と… 続きを読む パワハラ防止策よりも「協会内フリー」を認めるほうが得策(下)