鈴本演芸場14 その4(柳家三三「法事の茶」)

マジックの小梅先生は初めて。 和装で、扇子で顔を隠して登場。扇子を外すと、たいへんな美人。 ただ正直、印象はそれだけなんだけど。 ビジュアルを活かすアイテムは、短絡的だがやはり毒舌でしょうかね。 仲入りは入船亭扇遊師。 … 続きを読む

鈴本演芸場13 その4(入船亭遊京「粗忽の釘」)

1日、シブラクを挟みました。鈴本に戻ります。 鈴本では仲入り休憩時に前座が客席に出てきて、スマホの電源その他寄席のルールについて再度注意をする。帽子も脱げとか。 本日開口一番を務めた辰むめさんが出てきた。しっかり諸注意。 … 続きを読む

三三と若手2(下・柳家三三「田能久」)

あお馬さんも、師匠と違う勢いがあっていいですねと三三師。 「上」で書くのを忘れたが、あお馬さんは健康ランドだかスーパー銭湯だかの高座の話を振っていた。 100畳もある広間で客10人ぐらい。 「あお馬さんも世界進出ですね。 … 続きを読む

三三と若手2(中・立川吉笑「小人十九」※こびと19)

高座冒頭では、「落語協会に挟まれた立川流」であることを断り、三三師のファンに最速で馴染んでもらうよう心掛ける吉笑さん。 このあたり上手いよね。 吉笑さんは立川流の前座(笑王丸、のの一)と、らくごカフェで会を開いている。そ … 続きを読む

三三と若手(下・柳家三三「黄金餅」)

「高田馬場」は珍品の類であろうが、小八師からは別に、珍しいものを出そうという気負いは感じられない。 珍しいほうがお客さんは喜んでくれるだろう、という程度ではないだろうか。 私も速記で読んだことしかない噺で、初めて聴いた。 … 続きを読む

本八幡の特選落語会 その1(柳家三三 逃げ噺としての「お血脈」)

無料のカメイドクロック落語会のあと、江戸川越えて本八幡へ。 平日昼間からビッグネームが集まる会。 この会の名称、主催者のエイフル企画では「市川市文化会館 好楽・文珍・喬太郎・三三」。 ポスターでは「豪華競演!特撰東西落語 … 続きを読む

池袋演芸場28 その5(柳家三三「元犬」と池袋むかし話)

寝ていたのであっという間にトリの三三師登場。 マクラが実に面白かった。 問題は本編で、元犬。トリでも元犬か。 いや、三三師の元犬はただの前座噺ではない。革命的な作品である。 でも個人的にあまり出会わないこの人の高座を20 … 続きを読む

春風亭かけ橋移籍のウラ話(ヨネスケちゃんねる)

昨日は一杯やって早めに寝てしまった。 最近この場合、早朝に目が覚めてしまい、前日に準備していなかったブログを書いていることが多い。 今日は目が覚めなかったので、記事ができていないわけです。 朝になってブログにログインする … 続きを読む

新宿末広亭3 その5(入船亭扇遊「天狗裁き」)

寄席の継続、そして結局の中止に関する記事を挟みつつ、とぎれとぎれにお送りする、緊急事態宣言直前の末広亭の模様は今日でおしまい。 昼夜通しで聴いたのに、たった5回で終わってしまうとは、饒舌な私には珍しい。それだけ、今回は全 … 続きを読む

柳家三三「元犬」

円丈師を聴いた3日の新宿末広亭で、もっとも衝撃を受けた演目、柳家三三師匠の「元犬」について。 「元犬」という噺を寄席で聴いた経験は、前座から、というのがほとんどである。前座がやらなかったからといって、後の師匠がこれ幸いと … 続きを読む