三三と若手2(下・柳家三三「田能久」)

あお馬さんも、師匠と違う勢いがあっていいですねと三三師。 「上」で書くのを忘れたが、あお馬さんは健康ランドだかスーパー銭湯だかの高座の話を振っていた。 100畳もある広間で客10人ぐらい。 「あお馬さんも世界進出ですね。… 続きを読む 三三と若手2(下・柳家三三「田能久」)

三三と若手2(中・立川吉笑「小人十九」※こびと19)

高座冒頭では、「落語協会に挟まれた立川流」であることを断り、三三師のファンに最速で馴染んでもらうよう心掛ける吉笑さん。 このあたり上手いよね。 吉笑さんは立川流の前座(笑王丸、のの一)と、らくごカフェで会を開いている。そ… 続きを読む 三三と若手2(中・立川吉笑「小人十九」※こびと19)

三三と若手(下・柳家三三「黄金餅」)

「高田馬場」は珍品の類であろうが、小八師からは別に、珍しいものを出そうという気負いは感じられない。 珍しいほうがお客さんは喜んでくれるだろう、という程度ではないだろうか。 私も速記で読んだことしかない噺で、初めて聴いた。… 続きを読む 三三と若手(下・柳家三三「黄金餅」)

本八幡の特選落語会 その1(柳家三三 逃げ噺としての「お血脈」)

無料のカメイドクロック落語会のあと、江戸川越えて本八幡へ。 平日昼間からビッグネームが集まる会。 この会の名称、主催者のエイフル企画では「市川市文化会館 好楽・文珍・喬太郎・三三」。 ポスターでは「豪華競演!特撰東西落語… 続きを読む 本八幡の特選落語会 その1(柳家三三 逃げ噺としての「お血脈」)

池袋演芸場28 その5(柳家三三「元犬」と池袋むかし話)

寝ていたのであっという間にトリの三三師登場。 マクラが実に面白かった。 問題は本編で、元犬。トリでも元犬か。 いや、三三師の元犬はただの前座噺ではない。革命的な作品である。 でも個人的にあまり出会わないこの人の高座を20… 続きを読む 池袋演芸場28 その5(柳家三三「元犬」と池袋むかし話)

春風亭かけ橋移籍のウラ話(ヨネスケちゃんねる)

昨日は一杯やって早めに寝てしまった。 最近この場合、早朝に目が覚めてしまい、前日に準備していなかったブログを書いていることが多い。 今日は目が覚めなかったので、記事ができていないわけです。 朝になってブログにログインする… 続きを読む 春風亭かけ橋移籍のウラ話(ヨネスケちゃんねる)

新宿末広亭3 その5(入船亭扇遊「天狗裁き」)

寄席の継続、そして結局の中止に関する記事を挟みつつ、とぎれとぎれにお送りする、緊急事態宣言直前の末広亭の模様は今日でおしまい。 昼夜通しで聴いたのに、たった5回で終わってしまうとは、饒舌な私には珍しい。それだけ、今回は全… 続きを読む 新宿末広亭3 その5(入船亭扇遊「天狗裁き」)

柳家三三「元犬」

円丈師を聴いた3日の新宿末広亭で、もっとも衝撃を受けた演目、柳家三三師匠の「元犬」について。 「元犬」という噺を寄席で聴いた経験は、前座から、というのがほとんどである。前座がやらなかったからといって、後の師匠がこれ幸いと… 続きを読む 柳家三三「元犬」