落語の「女性語」(下)
「女性語」の利用について、東京の新作落語はどうしているか。 三遊亭白鳥師などは、特に若い女性の描写においてマンガのような女性語を結構多用している。典型的「てよだわ言葉」だ。 だが、この師匠は噺の世界をリアルに語らないため … 続きを読む
「女性語」の利用について、東京の新作落語はどうしているか。 三遊亭白鳥師などは、特に若い女性の描写においてマンガのような女性語を結構多用している。典型的「てよだわ言葉」だ。 だが、この師匠は噺の世界をリアルに語らないため … 続きを読む
(上)に戻る さて古典落語においては、女性語は必要ではない。 長屋のおかみさんの使う言葉は、亭主とほとんど変わらない。 ただ、「あーら」「おまえさん」「いやだよ」などのセリフを最低限の分量発せば、女が喋っていることが自然 … 続きを読む
都知事選は小池都知事のぶっちぎり。 これだけ実績と人間性、経歴を疑う報道が次々頻出しているのに、人気が落ちない。 引かれ者の小唄をうなり続ける左翼文化人たちは、選挙前は投票に行こうと呼びかけ、選挙が終わった直後、今度は投 … 続きを読む
大工調べ/竹の水仙 クイツキ兼ヒザで上がったやまと師、トリの師匠がなにを掛けるのか聴いてから上がるのが普通で、もちろん聴いたのだが、左橋師も喋るのが久々らしく、なんて言ったのかわからなかったって。 やまと師は、柳家の典型 … 続きを読む
2番手は文菊師。 鈴本の配信にかなり登場したこの師匠、毎回「気取ったお坊さん」ネタを掛けていた。東京かわら版の巻末コラム(長井好弘氏)に載るほどに。 だが常連の多いこの席では、そういうのはなし。 ようやく再開したディズニ … 続きを読む
手紙無筆 隅田川馬石 饅頭こわい 古今亭文菊 同窓会 古今亭駒治 (仲入り) 粗忽長屋 桂やまと 竹の水仙 初音家左橋 先週は日本橋亭に、そして火曜日にはらくごカフェに行ったばかり。 だがコロナ患者が増え続 … 続きを読む
落語界は、ニュースが立て続けにある。 当ブログも、つい先日ついにコロナでネタが切れ、毎日掲載を断念したのだが。現在、出すネタが順番待ちの状態です。 落語協会は、来年3月、5人の真打昇進を発表。 三遊亭粋歌 改メ 弁財亭 … 続きを読む
仲入り休憩を挟んでお目当て、花いちさん。 この人のマクラはひと味ふた味違う。自虐なのだが、いやらしくないのだ。 安易な自虐については書いたことがある。私は、客に笑ってもらおうと安易な自虐に走る芸人が嫌いなのだ。腹の中では … 続きを読む
夏の医者 圭花 看板のピン 緑太 (仲入り) 新しい隠居さん 花いち らくごカフェで毎月1回ある柳家花緑弟子の会。こちらもようやく再開。 平日昼間から500円で3席聴ける。時間も1時間半とたっぷりめ。 土曜 … 続きを読む
落語の「鉄」人のトリは、桂しん吉師で今日の目玉、「鉄道戦国絵巻~関西編~」。 ご存じ古今亭駒治師の新作を、関西鉄道界に置き換えたというもの。 しん吉師は、志の輔師の「みどりの窓口」も関西に移し替えたという人。これは未聴。 … 続きを読む