3月20日に落語協会のサイトに載っていた情報なのだが、先ほどようやく気が付いた。
新宿末広亭の深夜寄席が復活するらしい。
月1回、最終土曜日だそうな。
21時から22時30分までで、演者は4人、1,500円。
歓迎だが、実は深夜寄席行ったことがない。
夜席ですらなかなか出歩きづらい男なので。
今後もすぐ行くことはないと思う。
芸術協会のサイトには出ていないところを見ると、書かれてはいないものの落語協会限定らしい。
以前は芸協も出ていた。それ以外も企画で呼ばれたはず。
最終週の土曜ということは、下席の後でやるわけだ。末広亭の場合、下席は落語協会と芸術協会交互。
4月は落語協会だからわかるが、来月は芸協の席なのに落語協会の二ツ目さんが出る?
そうではなく、5月は芸術協会の二ツ目になる? 交互に開催?
とにかく最初の回の顔付け。深夜寄席なので、二ツ目である。
- 林家まめ平
- 三遊亭わん丈
- 三遊亭ぐんま
- 林家きよ彦
おや、ぐんまさん以外は神田連雀亭に出ていない人たちだ。
まめ平さんは以前出てたけど。
なにか関係あるのかな。たぶんないだろうな。
いずれにしても二ツ目は高座確保に懸命である。小屋のほうが呼んでくれるなら結構なこと。
連雀亭に出ない人も多いということは、仕事がみんなある程度あるのかなとも思う。
こういう企画では、鈴本の早朝寄席もかつてあった。
早朝寄席はコロナと関係なくいったん消滅したのだが、復活する話が出ていたような。
昨日もご登場いただいた渡邉寧久氏によると、鈴本演芸場としては早朝寄席復活の意向があったそうで。
ただ、その話が東京かわら版に出ていたのはすでに2年前。
コロナ禍になって、話が頓挫した様子である。
私は深夜よりは早朝のほうがいい。早朝といっても、日曜朝10時開演で、そんなに早朝でもないけど。
早朝寄席は500円だった。
そういえば、深夜寄席はかつて1,000円だったはずだが。
鈴本、夜席はなし崩しに完全復活しているが、月曜定休はまだ続く。
これもそろそろやめるんじゃなかったっけ。
個人的には、時代の象徴として定休日があってもいいと思っている。
池袋演芸場にもちゃんと二ツ目の席がある。
旗日限定の「福袋演芸場」。これは落語協会メンバーのみ。
早朝寄席みたいな扱いだが、あまり知られてないかもな。私もしばらく行ってない。
浅草にはこういうのはない。
話がちょっと飛ぶ。
国立演芸場(国立劇場)の代替開催については、いまだにアナウンスがない。
相変わらず、検索すると私の想像によるブログ記事がヒットする。
世間の方は気にならないのでしょうか。
まあ、北千住は文楽だそうなので、消去法により国立能楽堂だと思うのだけど。
でも、ここも意外と末広亭に近いので、定席は迷惑かもしれない。
いっそ小さいハコでやらないかな。
お江戸両国亭でやってたら面白い。夜は円楽党の両国寄席だけども、昼間はあまり使っていないから。
そんなところでされたら円楽党には打撃? まあ、やりようだと思います。
とにかく黒門亭も復活したし、行くところがたくさんあるのはいいことです。
(2023/4/3追記)
本日国立演芸場でもらったプログラムを確認しました。
- 2023年10月末、初代国立演芸場閉場
- 2024年1月以降は、紀尾井小ホールその他で開催
いただいたコメントによると、「1月~3月」が紀尾井小ホールということでしたが、「3月」が取れたのかもしれません。
そして「紀尾井小ホール他」で開催とあります。他の会場も可能性があるわけです。
そして、11月・12月の年末開催はないということになりますね。
(2023/5/22追記)
定席が芸協だったら深夜寄席も芸協ですね。つまり毎月交互となります。
芸協のサイトではリリースされてませんが。
国立演芸場の代替え小屋、深川江戸資料館小劇場(232席)なんてどうでしょうね?
席数は2割強減りますが、落語の後に江戸下町の風情も味わえるし。
夜の会だと、江東区が嫌がるかな?
いらっしゃいませ。
深川いいですね。
民間の寄席に迷惑掛けないですし。
なにしろ国立の改装は時間掛かるので、ひとっところで代替公演する必要はなく、数年後には実現してるかもしれないですね。
初めまして。
国立演芸場の代替公演会場の件、三月のプログラムの巻末に記載されてました。
取り敢えず、令和6年1月~3月の主催公演は紀尾井ホール(小ホール)で開催するとのことです。
いらっしゃいませ。
情報ありがとうございます。
紀尾井ホールとは、まあまあ近くですね。
その後は未定なんでしょうかね。