亀戸梅屋敷寄席40 その1(43歳の前座「三遊亭心一」登場)

半年ぶりの亀戸梅屋敷寄席へ。
いつも検討している兼好師が1,200円で聴けるのはやはりいい。
それにしても暑い日である。
亀戸はまたガチ中華が増えていた。ガチ中華以外も、王将やモスバーガーがオープンしている。
そのモスバーガーで終演後書いています。

受付は二ツ目の萬次郎さんがしていた。
受付テーブルに、今日の番組変更が書いてある。でも、上にいろいろ載せてるから番組変更が読めない。
粗忽だな。
番組変更は、萬次郎さんと楽八さんの出番を入れ替えただけでした。

道灌 心一
反対俥 楽八
てれすこ 萬次郎
(仲入り)
猫と金魚 兼矢
都々逸親子 ぽん太
風呂敷 兼好

 
 
開場前に着いたが、すでに長蛇の列。
70人程度入ったらしい。
それにしても今日のメンバー、のきなみ一皮剝けていて、驚いた。
兼好師はもちろんいいが、前を固める二ツ目たちがいい高座を魅せ、とても嬉しくなりました。

亀戸梅屋敷は前座も顔付けされていて、げんきさんのはずだったが、違う人が上がる。
ようやく前座が入ったのだ。よかった。
少々ふけた前座である。
「ココイチ」と声が飛ぶ。

「開口一番は三遊亭心一です」

誰の弟子だろうと思う。「一」が入るのだから、好一郎師?
しかし仲入り休憩で調べたら、鳳志師の弟子だった。
ココイチはカレー屋のシャレなんだろうが、字は「志」をひねって「心」にしているのだろう。
「志」の字をもらっても、結局誰の弟子だかわからないことになるのである。
調べたソースは、円楽師のブログである。
明日からは当ブログもソースになります。
ふけた前座だと思ったら(男前ではある)、43歳だって。師匠とトシがほとんど変わらないじゃない。
円楽師も書いてたが、三遊亭西村さん(現・好志朗)を思い起こす。円楽一門会は年齢制限ないですからね。

この前座、声がでかい。でかいのはいいと思う。
この人も西村さんのように芸人上がりなのだろうか。

携帯の注意を振って、落語の登場人物を振る。
隠居というのは横丁に住んでまして、あまりタワマンに住んでる隠居はいません。
タワマンの隠居は初めて聞いた。

八っつぁんが隠居を訪れ、隠居の趣味など尋ねる。

「あっしも隠居の顔を見ねえと通じがつかねえ」

私の好きな言い方。
このセリフの合間に、たっぷりタメを入れ、隠居のセリフも挟む人多いよね。
こんなのさらっと言ったほうが面白いと思うのです。
NHKラジオの真打競演で、柳昇の「雑俳」が流れていて。
改めて、柳昇のクスグリはさらっとしてて面白いなと思ったところ。

その先、道灌公は江戸城の主のくだりも、さらっとしていていい。
ここは、過去聴いた中で一番さらっとしている。イエヤスは入るけど。

以上よかったのだが、全般的にクスグリ多すぎるなと思った。

「まんまおあがり」もないし、「歳を取っても浮気はやまぬ」もない。
それでもなおクスグリ多い。多すぎる。
自分の使いたいのだけ使ったほうがいいと思うのです。
さもないと、高座に魂が宿らない。

「鷹野に出かけた」「新宿の先の」

なんてくだりは別にいい。ただその先、「野掛け」から始まるギャグが、まあ多い。
猟と銃猟と、両方入ってた。
狩倉はなかった気がするので、カットもしてるのだろうけど、でもやっぱり多い気がする。

山吹のくだりも、カレーレエスと、葉っぱと、山吹の枝で雨を払うんだねと全部入ってる。
さらっと語れる人なんだから、クスグリの数減らすだけでよくなる気がするけど。
私の好きなクスグリ少なめの人って(小痴楽師とか)、「取捨選択」してるんじゃなくて、最初からバサッと切り落として、それから加える気がする。

ちなみに隠居が、どう見てもそりゃ怒ってるだろ、って前座さんもいる。
二人仲良しじゃないじゃんと思う。
心一さんの描く隠居はそんなことないけども、ただちょっと不愛想な気もした。
隠居は、八っつぁんのつまらない混ぜっ返しに、一切怒らず、楽しんでくれる人だと思うのです。

まあともかく、前座が入ってよかったね。

3時半に寄席がはねて、今4時半(更新は5時にする)。
最近、初日の記事を当日書き上げるスピードを、スポーツとして捉えている。
本当はもっと早いのだが、トラブルがあって。
キーボードの5と7と0だけ、いきなり打てなくなっちゃって。
打ててるじゃないかと思われるだろうが、漢字入力して変換してるのである。
この数字の中に、サインイン用の数字が含まれていて、立ち上がらなくて困った。スクリーンキーボードを出してなんとか。
直るかな。
暑くてスマホも暴走するし。

続きます。

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