雲助白酒親子会@亀戸(下・桃月庵白酒「青菜」

雲助師のたぬき、「人間にしとくのがもったいない」あたりのボケを本気で拾わないのが実に心地いい。 もうひとつ、目線の使い方が本当に素晴らしい。 たぬきがおもちゃ屋の看板をモデルに化けた巨大サイコロがありありと描写される。 … 続きを読む 雲助白酒親子会@亀戸(下・桃月庵白酒「青菜」

雲助白酒親子会@亀戸(中・五街道雲助「千両みかん」「狸賽」)

白酒師、前座不在のため自ら高座返しをし、そしてメクリの張られた金属製の見出し自体を裏返していく。裏返したメクリには五街道雲助とある。面白い使い方。 ちなみにトリの一席では、上がる際に自分で替えていた。師匠にさせるわけには… 続きを読む 雲助白酒親子会@亀戸(中・五街道雲助「千両みかん」「狸賽」)

昔ながらのオチ分類 その8(しぐさ落ち)

不定期連載、昔ながらのオチ分類です。 その1はこちら。 2020年から翌年に掛けて不定期に書いていたが、1年半開いてしまった。 さほど人気のあるシリーズでもないのだが、検索にはよく掛かります。 最後は「シャレ落ち」という… 続きを読む 昔ながらのオチ分類 その8(しぐさ落ち)

上野広小路亭しのばず寄席5 その2(桂優々「阿弥陀池」と師匠の釈明)

開始時は半分ぐらいの客の入りだが、どんどん入りそこそこ盛況。 おばさんの団体さんは、A太郎師の後援会らしい。 このおばさんたち実に自由で、開演中よく喋る。そんなに気になったわけではないものの、よくはない。 前座は三遊亭美… 続きを読む 上野広小路亭しのばず寄席5 その2(桂優々「阿弥陀池」と師匠の釈明)

池袋演芸場17 その2(柳亭こみち「鮫講釈」)

いつも寄席のマナーについて厳しめに書いている私、丁稚定吉であるが、今日はなんと他の客から睨まれた。 ちょっと音を出すたび、前の兄ちゃんがいちいち後ろを振り返る。 昼の部で、立っていて喉が渇き、ペットボトルを袋から出すとき… 続きを読む 池袋演芸場17 その2(柳亭こみち「鮫講釈」)