池袋演芸場36 その7(隅田川馬石「鰻屋」)

昼夜居続けのときはだいたい通路側に席を替えるのだが、この日は通路側の人がすべて居続けるので動けない。 珍しいこともあるものだ。 私も可能なら夜トリまでいたい。 にゃん子金魚先生は今日もパワフル。 パワフルなのに空気のよう … 続きを読む

渋谷らくご5 その4(隅田川馬石「明烏」)

好きな人たちの好きな高座、それも各自30分だから、寄席では聴けない内容。 続けて聴いて大満足。 しかし、これはちょっと良すぎるかもな。 シブラクは演者のセレクトが過ぎるかも。 この日の会なら、ひとりぐらい地味な人(ヘタな … 続きを読む

黒門亭25(下・隅田川馬石「淀五郎」)

トリは隅田川馬石師。 女性のお客さんが多いのも当然。 ネタ出しの淀五郎は3年前に、池袋の奮闘馬石の会で聴いた。 師が芸術祭大賞を獲ったのは、その次の奮闘馬石の会だったはず。 師匠が人間国宝になったのには、馬石師も貢献して … 続きを読む

池袋演芸場32 その3(三遊亭青森「再配達」)

そういえば馬石師は前日、池袋夜席の独演会で白鳥作「ラーメン千本桜」を出したという。これについても白鳥師、言及していた。 甚兵衛さんをやる馬石師、つい鼻をフガと鳴らしてしまい、「鼻鳴らしちゃった」。 甚兵衛さんになると鼻も … 続きを読む

池袋演芸場32 その2(隅田川馬石「鮑のし」を白鳥激賞)

この月曜日、土日よりも客が多かったそうな。 善男善女が集まっている。 私のもともとのイメージにある、池袋の落語協会のいい客である。 特にいいのは、拍手が早くないこと。 池袋下席昼は、前座から落語が4人続くのが特色。 真打 … 続きを読む

黒門亭24(下・隅田川馬石「明烏」)

犬の目という噺、それほど聴くわけじゃないのにスタイルが千差万別。 時蔵師の犬の目は、杖をついた男に往来で友達が出くわし、医者を紹介してくれる場面から始まる。これはたまに見る。 ヘボン先生の弟子のシャボン先生を訪ねていく。 … 続きを読む

池袋演芸場31 その3(ウクレレえいじ)

ウクレレ漫談のウクレレえいじ先生は初めて。 いつの間にか落語協会の正会員になっている。 終盤に出すモノマネ「♪マニアックでゴメンね。微妙でゴメンね」が盛り上がりのハイライト。 「七人の侍」における志村喬のモノマネから始ま … 続きを読む

隅田川馬石独演会@棕櫚亭(下・「井戸の茶碗」)

ここ棕櫚亭、トイレの水が溜まりづらいらしく、仲入り休憩は必然的に長くなる。 外ではコーヒーのサービス。ありがたい。 開演前に諸注意があったが、注意虚しくスマホの大きなバイブ音が、鮑のしの最中に鳴っていた。 バイブも時に響 … 続きを読む

隅田川馬石独演会@棕櫚亭(中・「鮑のし」フルVer.)

主役の馬石師登場。 先の市若さんを評して、「いいですね。『二ツ目』って感じで」。 みんな前座の頃はおとなしく落語をするんですよ。あまり派手なことやっちゃいけませんしね。 その分二ツ目になると弾けます。あんな感じです。 隅 … 続きを読む

隅田川馬石独演会@ばばん場(下・「お見立て」「お直し」)

汗を拭いてまた高座に戻ってくる馬石師。 「熱演するような噺じゃないんですけども」 その価値のある一席でした。 今日はせっかくですから残り2席、廓噺がやりたいですね。 廓噺もいろいろ差し障りがありますけども、残して行きたい … 続きを読む