過去に聴いた百川の書き残しを自分の記事で読み、改めてやまと師の百川がいかに優れているか実感した。 「関係ない要素がたまたま一致した」点を噺の肝、快としないのはエポックではなかろうか。 序盤から「ぴゃ」と返事をしながら座敷… 続きを読む 新横浜コットン亭3(下・桂やまと「狸の札」)
カテゴリー: 落語会
新横浜コットン亭3(上・桂やまと「百川」)
新横浜コットン亭は今年2024年に復活している。 毎月あるのだが、復活第1回と第3回に続き、今回の第5回へ。 毎月昼夜交互開催で、私は昼のほうが出歩きやすいのである。 演者よりも会場についている状態。まあ、そんなのもいい… 続きを読む 新横浜コットン亭3(上・桂やまと「百川」)
阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京2(下・「壺算」「唐茄子屋政談」)
先輩の楽しいマクラから入った遊京さんの壺算、実に見事な一席。 昨日触れた通り、遊京さんはホームポジションを大事にしている。 ムダに弾まず落ち着いた語りだが、一方で常にハネる余地が設けてある。といいつつ、壺算においてはギリ… 続きを読む 阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京2(下・「壺算」「唐茄子屋政談」)
阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京2(上・古今亭志ん松真打昇進について)
コーヒーがそろそろ切れてきたので阿佐ヶ谷に出向く。 東京一美味いと私は思ってるコーヒー豆のお店のすぐそばに、芝居の稽古その他に使うスタジオ、アートスペース・プロットがある。そこで月曜日に入船亭遊京さんが落語会を開いている… 続きを読む 阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京2(上・古今亭志ん松真打昇進について)
プーク新作落語寄席2 その4(三遊亭白鳥「3年B組はん治先生」)
そういえば、きく麿師は小さなあいびき使ってましたな。 あと4日間の番組は小ゑん師が作っているそうで。 仲入り後、古今亭志ん五師は「噺家に着物でスケボをやって滑らせる」というテレビ企画の影響でスケボを始め、練習場で小里ん師… 続きを読む プーク新作落語寄席2 その4(三遊亭白鳥「3年B組はん治先生」)
プーク新作落語寄席2 その3(林家きく麿「二コ上の先輩」)
きよ彦さんは下の楽屋にいたら、2席続けて上からどんどん音が響いてきたそうで。いったいなにやってんだと。 そういえばごはんつぶさんは、しばしばヒーローの所作でもって立ち上がっていた。 落語で立ったり座ったりするなと自己ツッ… 続きを読む プーク新作落語寄席2 その3(林家きく麿「二コ上の先輩」)
プーク新作落語寄席2 その2(林家きよ彦「代行サービス」)
思い出したが、ごはんつぶさんは「湯屋に行くのに手ぬぐいが見つからない慌てものの粗忽」「鉄瓶ぶらさげていくのんびりした粗忽」の小噺も掛けていたのだった。 最後に楽屋で「襟止め」と下痢止めを訊き間違えた小噺。 こういう、擦り… 続きを読む プーク新作落語寄席2 その2(林家きよ彦「代行サービス」)
プーク新作落語寄席2 その1(林家十八「変身指南」)
プーク新作落語寄席、夜席は行きづらいが都合つけ、昨年に続いて参加する。 昨年は大きな刺激を受けたのだった。 今年は早めに行動したので、4日間どの席でも選べたが、あまり迷わず初日火曜に。 新作落語界を代表するメンバーが揃っ… 続きを読む プーク新作落語寄席2 その1(林家十八「変身指南」)
馬遊・喬太郎落語会2(下・柳家喬太郎「一中節門付け」)
よく考えたら、地獄が舞台の落語は多少あるが、極楽が舞台というのは初めてかも。 蜘蛛の糸を、長屋住民たちが次々昇ってくるので釈台にしがみつき、必死でこらえる蜘蛛。 釈台の使い方をまたひとつ生み出し自画自賛の喬太郎師。 仲入… 続きを読む 馬遊・喬太郎落語会2(下・柳家喬太郎「一中節門付け」)
馬遊・喬太郎落語会2(中・柳家喬太郎「蜘蛛の糸」)
袖から延びてきた手に引かれて、馬遊師よたよたと退場する。 後方の楽屋(仕切っただけ)から喬太郎師が出てきて、袖を回って登場。自分で、座布団折りたたんだあいびき持参。 「この後なにやればいい!?」 こんなやりづらい出番は初… 続きを読む 馬遊・喬太郎落語会2(中・柳家喬太郎「蜘蛛の糸」)