春風亭一之輔「笠碁」(下)

茶の湯/粗忽の釘 年寄りたちの、子供時代のエピソードを放りこむ一之輔師。ここは明らかに誰もやっていない。 完全なオリジナル部分。 先人の、新作落語の積み重ねの上で古典を掛けている一之輔師の場合、こうやって新作の地が出てく… 続きを読む 春風亭一之輔「笠碁」(下)

春風亭一之輔「笠碁」(上)

笠碁/夏泥 毎日やってる春風亭一之輔師の配信。楽しみに聴かせていただいてます。 どこでやってるのかと思ったら、らくごカフェだったのか。8日目にそう言ってた。たまに行くのだが全然わからなんだ。 5日目以降の演目を予想したと… 続きを読む 春風亭一之輔「笠碁」(上)

落語のフレーズを唱えてみよう(その3)

三十石/鹿政談 鹿政談 先日、落語のフレーズを唱えてみよう(続) という記事を書いた。 噺本編に出てくるフレーズの特集である。だが、噺に付属のマクラの中にもフレーズはたくさんある。 アップした後で、最も取り上げたかった大… 続きを読む 落語のフレーズを唱えてみよう(その3)

笑福亭松喬「てれすこ」

当ブログも、コロナのためにネタ不足が続いている。 だが、土日はテレビ・ラジオの落語が多い。おかげで多くのネタを拾えた。 そのうちのひとつが早朝にやっているNHKの「演芸図鑑」。 この番組、今や収録もできないし、撮りだめた… 続きを読む 笑福亭松喬「てれすこ」

立川談志の文七元結と利他の精神

コロナ禍の前から在宅ワーク。仕事をしながらラジオを聴くのは私の習慣のひとつ。 radikoプレミアムに入っているおかげで、落語の番組も好きなときに聴く。 いつものように「落語」のキーワードでradikoを検索すると、珍し… 続きを読む 立川談志の文七元結と利他の精神

落語のフレーズを唱えてみよう(続)

鈴ヶ森/お化け長屋 なんと、2016年6月の記事「落語のフレーズを唱えてみよう」の、4年後の続編である。 当時はまだブログ始めたばかりで、その後3年半続いている毎日連載も始める前。 前回はフレーズが噺の肝になっている落語… 続きを読む 落語のフレーズを唱えてみよう(続)

ぜんざい公社とみどりの窓口(下)

みどりの窓口、つまり旧国鉄と専売公社、期せずしてシンクロしていることに気づく(それがどうした)。 かつての落語芸術協会は、新作落語中心の団体だった。 なにしろ、先代古今亭今輔が会長を務めていたぐらいだから。その弟子の桂米… 続きを読む ぜんざい公社とみどりの窓口(下)