落語の「教え魔」(下)

落語における教え魔は危険かつ有害。それは、ひとに上から接したいという誘惑が、観劇のマナーにおおむね抵触するからだ。 私が何度も書いている、次の悪マナーも、すべて教え魔的欲望に起因しているのだ。それに気づいた。 マクラの時… 続きを読む 落語の「教え魔」(下)

寄席は開いている(そして立川流)

ほぼ毎日更新、でっち定吉らくご日常&非日常です。 朝7時のアップに間に合わなかったので、ナイツのちゃきちゃき大放送を聴きながら今日の記事をアドリブで書きます。 年末に末広亭に行き満腹したので、正月はまだ落語に行っていない… 続きを読む 寄席は開いている(そして立川流)

円楽と志らく(ニッポン放送ラジオから)

落語のオチについて、しばらく続けるつもりの連載を始めたのだが、2日目の個別記事のアクセスがいつになく低い。 こういう記事は、まとめてからグッと伸びるものだと思うのだがなあ。 当ブログ、先日「1日のアクセス110も珍しくな… 続きを読む 円楽と志らく(ニッポン放送ラジオから)

立川流の落日(下)

立川流と同じく落語協会から分裂し、インディーズと揶揄されがちな点も似ている団体が円楽党。「寄席に出られない団体」と説明されることが多い。 だが円楽党については、実際のところ月の半分両国寄席がある。亀戸梅屋敷寄席もあって、… 続きを読む 立川流の落日(下)

「落語に専念しろ」に怒る志らく

「ウソばっかりつきやがって」。立川志らくに届く師匠・談志さんの言葉(Yahoo!) 立川志らくのことを昨日ちょっと書いたら、またしてもそれにシンクロした内容がWeb上に掲載されていてタイムリー。 志らくは「落語に専念しろ… 続きを読む 「落語に専念しろ」に怒る志らく

【木梨憲武と落語】丁稚定吉・予言的中

木梨憲武大暴走(NHK・林家正蔵の演芸図鑑) 木梨憲武大暴走おかわり 二つ記事を書いたばかり。まだ1週間も経っていないのだが、そこに書いたことがことごとく的中した。 正蔵師匠との対談で、無礼の限りを尽くしていた木梨憲武。… 続きを読む 【木梨憲武と落語】丁稚定吉・予言的中

噺を教わるということ

落語界にはさまざまな掟がある。 一見、古い世界だけに、「それ、時代に合わないんじゃないか。やめたほうがいい」とファンが思うオキテもありそうに思える。意外とそうでもない。 目的不明の、無意味なしきたりが残る世界ではないのだ… 続きを読む 噺を教わるということ

伝統と捏造のあいだ(上)

立川志らくがツイッターで叩かれ、そして上目線で反論をしている。既視感がとても強い。 毎度毎度のこと。いい年こいてつくづく成長のない人だなあ。 最後は必ず、「自分が正しい。正しくないとしてもお前らよりは人としてましだ」と勝… 続きを読む 伝統と捏造のあいだ(上)