池袋演芸場35 その3(瀧川鯉昇「長屋の花見」)

仲入りは瀧川鯉昇師。 顔を上げて静止して、もう客席からクスクスが湧いている。 桜も咲いたのに寒くなりまして。 暖かさは戻ったんですが、まだ女房が戻ってこない、そんな連中が楽屋に生息しております。 マクラは早々に、長屋の花 … 続きを読む

拝鈍亭の瀧川鯉昇3(下・「佃祭」)

鯉昇師の爆笑マクラもうひとつ思い出した。卵かけご飯と専用醤油の話。 これもまた、健康のため栄養過多に気を付けたほうがいいという話からつながるのである。 最近、上手いマクラの特徴について記したところであるが、鯉昇師のマクラ … 続きを読む

拝鈍亭の瀧川鯉昇3(中・つながるマクラ)

昨日書いた鯉昇師の「結界の中で語ったことには責任は負わない」であるが。 弟子・鯉八がマクラで「大谷骨折して欲しい」と語り、それを世間に広めたブロガーをたしなめているのだと解釈できないこともない。 今でもあのマクラ、不快感 … 続きを読む

拝鈍亭の瀧川鯉昇3(上・「千早ふるモンゴル編」)

雑司ヶ谷の拝鈍亭はすっかりおなじみの落語スポット。 今年もはや3度め。 毎年9月上旬の瀧川鯉昇師の会には3年前、2年前に次いで参戦。 自分の記事読み返し、過去2回ともいかにマクラが楽しかったか再認識した。 鯉昇師は、ネタ … 続きを読む

浅草演芸ホール5 その3(自由漫才、米丸の思い出、死なない蛇含草)

東京太・ゆめ子先生の自由漫才。81歳と74歳のご夫婦。 私はこの夫婦漫才、2年振りだが、なんとさらに面白くなっている! 衝撃。 ゆめ子先生が不規則発言をしつつ、それを全部京太先生のせいにし、京太先生は面白がりながらもそれ … 続きを読む

国立演芸場24 その3(瀧川鯉昇「餃子問答」)

仲入りは瀧川鯉昇師。 謝楽祭の日に、雑司が谷拝鈍亭で鯉昇師の会があった。 2年連続で出向いていたので今年も行くつもりだったが、直前にやめた。なのでここで取り返したいなと。 例によってようやく口を開くと、時候の(?)挨拶。 … 続きを読む

国立演芸場22 その3(瀧川鯉昇「蛇含草」生きてるバージョン)

次が発泡スチロールパフォーマンスのできたくん。 コロナ以降、気の毒にも迷走せざるを得なかった芸人。なにしろ声は出せない、作品はあげづらい。 だが、だいぶ世間が普通になってきてこれ幸い。 ただし、まだ「できるかな」「できた … 続きを読む

拝鈍亭の瀧川鯉昇2(下・「芝浜」)

仲入り後、鯉昇師のもう一席。 江戸っ子について。 かつて家康が遠州からも多くの人材を江戸に呼び寄せたので、意外と故郷・浜松と共通している要素があるものだと。 鯉昇師のおばあさんはよく「あさしを拝む」と言っていた。朝日であ … 続きを読む

拝鈍亭の瀧川鯉昇2(中・「鰻屋」)

たっぷりのマクラで満足した。 鯉昇師のマクラ、知っているものだって十分に面白いのだが、今回は知らない内容が大部分で、さらに得した感じ。 これだけ仕込んでおくのも大変だと思うのだが。 楽しいマクラからどうつなげたのだったか … 続きを読む