正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その2(柳家喬太郎「初音の鼓」と街のマクラ)

この鶴川落語会、正蔵師の2席のデキも間違いなくよかった。 ただ、それ以上にこの日はマクラで喬太郎師が爆発していた。2席とも。 柳家喬太郎独演会だったような印象を受けて帰ることになる。 二人会で先輩食っちゃっていいのか? … 続きを読む 正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その2(柳家喬太郎「初音の鼓」と街のマクラ)

正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その1(桂枝平オチケン前座からの脱却)

東京かわら版で見つけた鶴川落語会、若干空席ありというのでメールで予約した。 前売り3,800円。私にしては張り込んだ。 町田方面には現在、QRコード決済の還元はなく、私ならではのついではなにもない。 年末に毎年やってる会… 続きを読む 正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その1(桂枝平オチケン前座からの脱却)

スタジオフォー巣ごもり寄席5(下・春風亭朝枝「夢の酒」)

トリは名人候補、春風亭朝枝さん。 前回聴いたのも、ここ巣ごもり寄席のトリである。 その際も気になっていた、寄席文字書家の手によらない同じメクリが出てきた。自分で書いたのかね? 髪型含め、ビジュアルが布袋寅泰。声も似ている… 続きを読む スタジオフォー巣ごもり寄席5(下・春風亭朝枝「夢の酒」)

スタジオフォー巣ごもり寄席5(上・桂竹千代「唖の釣り」)

日曜日に小金井に行き、それはそれは満足した。 満足の模様を5日にわたって長々とお届けしたところ。 続いて早くも水曜日には出かけてしまった。 出かける理由はふたつ。 ひとつは、1年半ぶりになる、春風亭朝枝さん。 先日東京都… 続きを読む スタジオフォー巣ごもり寄席5(上・桂竹千代「唖の釣り」)

本寸法噺を聴く会 その5(柳家蝠丸「浜野矩随」)

二度目の仲入り休憩が開けると今度は三笑亭可風師。 このふわふわした人が大好きなのだが、遭遇機会は決して多くない。昨年12月の、蝠丸師の芝居で聴いて以来だ。 目当てのひとり。 この人はしくじってはいないが、移籍組。 落語協… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その5(柳家蝠丸「浜野矩随」)

本寸法噺を聴く会 その4(柳亭小痴楽「粗忽長屋」)

二度目の仲入り前である柳亭小痴楽師の出番は、直前のイイ噺(柳家小八「崇徳院」)のアシストを受け、思いっきりハネた噺を出していいところだ。 この日いちばんの売れっ子が、いい出番で登場。 小痴楽師、今や天井知らずの勢いである… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その4(柳亭小痴楽「粗忽長屋」)

本寸法噺を聴く会 その3(桂しん華「ラブレター」)

この日の顔付け、面白いことに、落語界でなにかしらやらかした(悪いほうで話題になったことがある)人が多いのである。 仲入り前に出た一猿さんのあとも、移籍による前座やり直し第一号の桂しん華さん(実際には先代三平など、過去に同… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その3(桂しん華「ラブレター」)

本寸法噺を聴く会 その2(桂南楽「悋気の独楽」)

前座が2人出て、続いて二ツ目が2人。面白い会である。 二ツ目の一人目は桂南楽さん。今年二ツ目になったばかりの、極めてユニークな噺家。 前回神田明神の会で3席聴いたが、伝統芸能を聴きにきたらしい客と噛み合わず、残念ながらあ… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その2(桂南楽「悋気の独楽」)

本寸法噺を聴く会 その1(前座ふたり、「杏寿」と「しろ八」)

東京かわら版で、好きな噺家さんの多数出る会を発見し、出掛けてみる。 両協会混合だが、特に芸協メンバーが気になる。 新小金井、中央線だと東小金井だが、ここで「本寸法噺を聴く会」。会場は保育園。 私はめったに出没しないエリア… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その1(前座ふたり、「杏寿」と「しろ八」)

神田明神「若手噺家を楽しむ落語の会」の桂鷹治(下・「片棒」)

すみません、当日出しでもないのに更新遅くなりました。 3席目をまたしても、ごく自然に始める鷹治さん。 こういう仲入りなしスタイルの独演会はたまに見かけるが、一席ずつのつなぎ目はどうしても多少不自然になるものだ。 鷹治さん… 続きを読む 神田明神「若手噺家を楽しむ落語の会」の桂鷹治(下・「片棒」)