寿限無の言い立てバリエーション

たまに当ブログで取り上げる、落語のフレーズシリーズ。 「金明竹の言い立てを覚えた」なんて記事は、今でもよく検索でヒットします。 今日は子供たちの大好きな寿限無。その言い立てが無限にあるという話。 寿限無 寿限無 五却のす … 続きを読む

笑福亭松喬「月に群雲」は門外不出の噺

昨日の女芸人THE Wは楽しんで観せてもらったのだが、ブログ1日のネタにするほどでもなく。 唯一話を広げられそうなテーマが、ギャルネタのエルフを観て考えたこと。 落語もそうなのだが、「人の好さ」が発散されている舞台ってい … 続きを読む

林家たい平「幾代餅」

日本の話芸の収録に参加した東京落語会のうち1席目、桃月庵白酒師の「厩火事」が流れたところだ。 ちょっと本編短いんじゃないかと思っていたが、最後に時間調整のため、再度白酒師が登場していた。 改めて画面で観ると、いい内容でし … 続きを読む

上方に持っていって欲しい江戸落語

「ラジ関寄席」を聴くと、当代桂春團治師が「もう半分」を掛けていた。 三遊亭圓朝作で、落語好きならご存じでしょうが上方では誰もやらない噺だと断って。米朝師匠だって、仁鶴師匠だってやってなかったと。 それにしても「圓朝」のア … 続きを読む

桂鷹治「青菜」

ある平日、予想外に家から解放されたので、昼過ぎてから思いついて夜席を探し、小さなお店の落語会へ。 翌日にアップする前提でもって、始まる前にいろいろおもしろムダ話も書きあげていた。 本当に面白いかどうかは別にして、それも全 … 続きを読む

桂伸治は落語好きの踏み絵である(日本の話芸「ちりとてちん」)

記事ができていないので、春風亭一之輔師の「あなたとハッピー」を聴きながら朝書いております。 堀井憲一郎氏のコラムを2日間にわたり批判した。 主観はどこまでいっても主観でしかないが、主観と世間とが大きく隔たっていないか、常 … 続きを読む

(続)古典落語・定番クスグリの好き嫌い

古典落語・定番クスグリの好き嫌い の続編です。 ネタが深夜になってようやくできたので、日付が変わった午前0時に出しますね。 ちなみに更新一日休んだぐらいでは、アクセス数は落ちません。 嫌いなクスグリに遭遇した際、いちいち … 続きを読む

よく知らないがちょっとだけ接点のある古典落語

古典落語の珍品についてたまに書いている。 現場で拾った珍しい古典落語(上) それから、珍品とは言えないメジャーな噺のはずなのに、聴かない噺についても。 有名なのに聴かない噺 落語の演目って、無限にあるもんだなと最近つくづ … 続きを読む

三遊亭小遊三「雑俳」

雑俳という古典落語、普通に「ざっぱい」で変換して出てくる「雑排」で間違えてSNSに上げてる人が多いので、気を付けましょう。 試しにツイッターで検索掛けたらまあ、あるわあるわ。 ちなみに、明烏を「明鳥」と書いてアップしてい … 続きを読む

【THE SECOND】ギャロップ林のひとり芝居は「質屋蔵」である

漫才の新たな大会、THE SECONDを観ました。 漫才のその中身は実に面白かった。 だが、ドラマ性を求めてM-1グランプリに注目する人たちからすると、ちょっと感情移入しづらいところもあったのではないか、そう想像します。 … 続きを読む