東村山土曜寄席 その1(春風亭かけ橋における元師匠の存在)

仕事が片付いた土曜日、どこかへ行きたい。 オミクロン株が怖くないわけではない。いのちの危険はまったく感じないものの、感染したときの面倒さはなかなか恐怖ではある。 だからといって、家にいたらセーフということもないでしょう。… 続きを読む 東村山土曜寄席 その1(春風亭かけ橋における元師匠の存在)

丁稚の落語百科(「へ」の巻)

百科事典、今日は「へ」の巻です。 「へ」で始まる落語関連の用語はあまりないですね。 無理やり集めてみましたけども。 へ 謎のワード、知ったかぶりの和尚も知らない「転失気」の正体。すなわち放屁。 珍念さんがおならを借りに歩… 続きを読む 丁稚の落語百科(「へ」の巻)

池袋演芸場24 その2(金原亭馬玉「子別れ」後編)

馬玉師の子別れ、冒頭の「強飯の女郎買い」は10分強というところ。 弔いに来てしこたま飲み、寝ていた熊さんが隠居に起こされ、吉原にひとりで出向き、途中で屑屋に会う。 ダイジェスト感はまるでない。 「屑屋」と呼ばれたくない屑… 続きを読む 池袋演芸場24 その2(金原亭馬玉「子別れ」後編)

三遊亭遊馬のツキイチ落語会(中・「蒟蒻問答」)

一見、最近の世間から広く賛同を得られそうな前座の楽屋改革における、魂のなさを糾弾した遊馬師。 そもそも、寄席の文化は強い。 立川流がかつて寄席を否定してみせたものの、今となっては寄席の完勝であるな。 当時の知見において間… 続きを読む 三遊亭遊馬のツキイチ落語会(中・「蒟蒻問答」)

三遊亭遊馬のツキイチ落語会(上・マクラ「楽屋改革」)

朝アップができなくなったが、おかげさまで当ブログのアクセスは絶好調です。毎日ご来場ありがとうございます。 なのだが最近、寄席のレビューを始めたとたん、アクセス数が落ちるのです。 皆さま、落語はお嫌いでしょうか? 私が好き… 続きを読む 三遊亭遊馬のツキイチ落語会(上・マクラ「楽屋改革」)

鈴本演芸場4 その3(柳家やなぎ「転失気」)

久々の鈴本は、トリの喬太郎師を除くと、極めて日常感に溢れている空間。立ち見が出ていても。 日常感満載だが、顔付けは立派。 寄席四場は、幹事を交代で担当するのだそうな。たぶん、10月上席の幹事が鈴本なのだろう。 幹事の寄席… 続きを読む 鈴本演芸場4 その3(柳家やなぎ「転失気」)

柳家喬太郎「転失気」

落語の基本、喬太郎シリーズを続けます。 金曜日は出かけようかとも思ったのだが、結局家で繰り返し喬太郎師匠を聴いていた。 私にとって、落語のリハビリみたいなものだ。どこにも傷を負ってはいないのだけど。 いろいろ聴いてから喬… 続きを読む 柳家喬太郎「転失気」