東京かわら版7月号はロケット団特集

それにしても、落語や漫才なんて平和でないと弱いものだ。痛感する。 演芸の意義が権力批判のためにあると思い込んでいる茂木健一郎あたりには一生わかるまい。批判より先に必要なのは共感だが、平時でなくなると笑いがすぐに機能しなく… 続きを読む 東京かわら版7月号はロケット団特集

スクエア荏原あじさい寄席(中・おせつときょうた)

鯉昇師、使うアイテムを見てわかる通り、客の脳内にしまわれている茶の湯を、軽く裏切ってくるところがたまらない。 鯉昇師にとっては、「古典落語を語りなおす」ことが、どうやら最重要の仕事みたいだ。 しかし、裏切りは表面的にはご… 続きを読む スクエア荏原あじさい寄席(中・おせつときょうた)

新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(下)

立川志ら乃師の「火焔太鼓」。最初はちょっとなと思ったのだが、繰り返し聴いたら慣れてきた。 他団体にはいないリズムの語りだが、ひとつの体系を作り上げた語り口にはなっているのだなと。師匠そっくりだから唯一無二とはいえないにせ… 続きを読む 新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(下)

新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(上)

昨年も行った国立演芸場の、小遊三師のトリを聴きにいこうと思っているのだが、〆切が。 とりあえずネタのないときにはTVから拾います。 桂宮治師の情熱大陸は、我々が普段覗けない学校寄席の模様が面白かった。 前座の頃からやって… 続きを読む 新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(上)

寄席の色物はどこの一門所属なのか

ABCラジオの「なみはや亭」を聴いていた。今週はライブラリからの音源で、先代桂文枝の「宿屋仇」。いはちー! その高座が終わったあと、東京かわら版の「東西寄席演芸家名鑑2」の」紹介があった。かわら版の編集者と電話をつないで… 続きを読む 寄席の色物はどこの一門所属なのか

寄席の救世主「林家ペー」(浅草お茶の間寄席)

コロナ禍でもわりとネタが続く、でっち定吉落語日常&非日常。 昨日の南光師の記事が、累計1,000記事めです。 削除したものも若干あるし、Yahoo!ブログ時代の続きものはまとめて一記事にしているため、区切りの数字にさした… 続きを読む 寄席の救世主「林家ペー」(浅草お茶の間寄席)

太神楽にも笑いが欲しい(タモリ倶楽部より)

タモリ倶楽部で「太神楽第7世代」という特集をしていた。 寄席の色物さんがこの番組に登場するのは珍しい。今日はこのネタ。 出てきたのは以下の若手4人。キャリア7年または8年。 鏡味仙成(24) 鏡味よし乃(27) 鏡味小時… 続きを読む 太神楽にも笑いが欲しい(タモリ倶楽部より)

Wモアモア解散と熟年解散について

今週からニッポン放送で、ナイツの帯が始まった。月~木で2時間半の枠を、音楽を入れずに喋りまくる。 そして既存の木曜ビバリーと、土曜日のちゃきちゃき大放送(TBS)もそのままというすごいスケジュール。 寄席にも出続けるだろ… 続きを読む Wモアモア解散と熟年解散について