落語のアホバカ「鷺とり」編

先に、落語最強のアホは「天狗さし」の主人公だと書いた。今回は、それにも劣らないアホとそのアホが活躍する噺について。 上方落語「鷺とり」の主人公は名なしのアホである。この主人公は、思考回路が常人とちょいと異なるが、「頭の働 … 続きを読む

落語のフレーズを唱えてみよう

落語のフレーズには、そこだけ覚えたくなるものが多い。 寿限無寿限無 五劫のすりきれ 海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末 食う寝るところに住むところ やぶらこうじのぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリ … 続きを読む

嫌いな噺「家見舞」

古典落語というものは、基本的に何度も同じ噺を聴くことになる。 「また同じ噺か・・・」とため息をついているようでは、落語好きを名乗れない。 そうはいっても、掛かると嬉しい噺もあり、いっぽうでちょっと嫌だという噺もなくはない … 続きを読む

小言幸兵衛

「日常」に、おかしな事象、おかしな人物を放り込むと落語になる。私はこう理解している。 この定義にオリジナリティはたぶんないと思う。落語に限らず物語の作り方は同じようなものだから、似たようなことを言ってる人はたくさんいるで … 続きを読む